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#100日後に全滅する赤頭巾 #AIイラスト
―グレー・ブリッジ第6分署にて
『トウキチロウにしねえか』
狼男の刑事がそう呟いてからしばらく経つ
提案された”人間”の刑事は考えてるような、あるいはただ眠そうな顔をして黙っている
「なあ、トウキチロウはどうだ?」
狼男は再度、提案する… https://t.co/2AYpktfJ21
「・・・グルナさんは今何をやってるんですか?」
「相変わらず夢を売ってるよ」
サクラデンブの眼の前にグルナは名刺を投げ捨てた
それには『Club えにぐま 支配人 なぐる』と印字されていた
「もおアイドルはやらないんですか?」
眼の前の現実が見えて無いかのようにサクラデンブは聞いた… https://t.co/5M8DFyQdAj
「辞めた奴に声かけるのマナー違反だよね」
グルナは初めてサクラデンブと眼を合わせた
「オレずっとミツミツ好きで・・・でもこんなだからライブも行けなくて、でも映像化されたものは全部見てるし!ずっと好きで!大好きで!!!」
グルナは黙って煙を吐き続けた… https://t.co/14YjyYCzbN
#100日後に全滅する赤頭巾 #AIイラスト
「グルナさん・・ですよね」
サクラデンブの声は震えていた
聞こえてないのかと思うぐらい長い沈黙の後
男は低い声で答えた
「・・辞めたからもう」
「ミツギミツガセのグルナさんですよね」
サクラデンブは既に泣いていた