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『ヒトラーの死体を奪え!!』(2023)
ベン・パーカー監督
『イングロ…』とは違う「"映画"を使ってナチスを殺す」をやってのけた大傑作だった
幻覚症状を引き起こす毒煙を使ったヒトラーの死体を巡る攻防戦もよく出来ていて、リアリティーラインを担保しながら、面白い恐怖演出をしていた。
『スターフィッシュ』
内的宇宙でこれまでにないポストアポカリプス映画。
親友を失い"終わってしまった"理解不能な世界は彼女の心象と同期し、アバンギャルドな映像によって表現されていく。どこまでも内向的、どこまでも美しい。形而上的なSF世界は喪失を経験した貴方の心を癒すはず。大傑作でした。
『ペイルライダー』(1985)
クリント・イーストウッド監督
"ストレンジャー"、再び。
往年の傑作西部劇を思い起こさせる名作。
余所者が悪漢を倒すという王道な話ながらも、タイトルが連想させるように"よそ者が死を運ぶ"こと自体を批評しこれまでのフィルモグラフィーを相対化しているのを感じる。
『ディナー・イン・アメリカ』
今年ベストの大傑作。"アメリカの晩御飯"が比喩する息苦しい世界をパンクかつロマンチックにぶっ壊す!
「ダメな自分を理解してくれる誰か」との出会いが、孤独な二人の人生を変える。運命はない、それでもお前を解ってくれる奴は此処にいる。今年最高のラブストーリー!