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乃亜「僕と彼女の幸せは、CD一枚分なんていう短い尺には絶対に収まらないんだけど……2人で過ごしたキラキラで大切な思い出の一部を、みんなにもおすそわけしちゃうよ」
乃亜「彼女のお手製のお弁当を食べさせてもらったり、一緒に温泉旅行に行ったり、星空を眺めたり……お芝居の話をしたりもしたかな。それからもちろん、ベッドでの特別な時間も~……あ、一番大事なところは入ってないけどね」
乃亜「ではでは……『月涙館レポート』をご覧の皆さん、こんばんは~。有村乃亜です。あのね、『alone with U series vol.5 ~Noa~』には、僕と彼女のらぶらぶ~で幸せなひとときがぎゅーっと詰め込まれてるんだよ」
藤吾「明日は乃亜本人を交えて紹介を行うそうだから、そちらもお楽しみに」
澪「ところで藤吾。『恋人体験』とはどんなものなんだ?」
藤吾「さあ? 澪の想像にお任せするよ」
澪「(なるほど、お茶か……)」 
澪「藤吾の件については今は置いておくとして……とにかく、『恋人』の乃亜は出来た男だ。この俺が断言してやる」
藤吾「澪が言うなら間違いないね。というわけで、そんな乃亜との恋人体験ができる『alone with U series vol.5 ~Noa~』をどうぞよろしくね」 
藤吾「限りなく近い、でも違う場所に留まっている同類だと思っていたのに、翼を手に入れて先に飛んでいってしまった。そんな印象かな」
澪「……何だ? その突然のポエムは」
藤吾「俺の素直な感想を言葉にしたら、こうなっちゃったんだ」 
藤吾「ふふ、芝居の観点から述べるのが澪らしいね」
澪「悪かったな、芝居馬鹿で」
藤吾「ううん、澪らしくて良いと思う。乃亜もきっと喜ぶよ」
澪「フン……そう言うお前は乃亜のことをどう見ているんだ?」
藤吾「俺は、そうだね……」 
藤吾「彼女と付き合うようになった乃亜について、澪はどう思ってる?」
澪「そうだな……骨のある男になったな。持て余していた芝居の才能が昇華され、演技に“芯”が見えるようになった。役者として、今後あいつは大きく躍進していくだろう。それが実に楽しみだ。まあ、頂点に立つのは俺だがな」 
藤吾「大丈夫だよ。『月涙館レポート』はスキャンダルっていう概念が存在しない優しい世界だからね」
澪「は……?」
藤吾「世界観について追及していたらキリがないから、先に進めるね」
澪「あ、ああ……?」
藤吾「(ふふ、困ってる困ってる)」