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那由多「今日は、お祝い?」
由衣「そうだよ~。だから今夜の夕ご飯は、那由多君の大好物の、彼女お手製肉じゃがだって! 楽しみだねぇ」
那由多「……! ……楽しみ」
華純「ふふ。本当に嬉しそうだね、結城さん」
華純「『alone with U series vol.7 ~Nayuta~』いよいよ本日発売だ」
由衣「いぇ~い! 那由多君おめでとう~!!」
那由多「ありがとう。……ぶい」
セラ「や、そーいう意味じゃないんだけど……まあいいや。あんまりココほじくると面倒くさいことになりそうだし」
悠翔「? さっきから変なやつだな、阿久根は」
セラ「もー、そうやって優等生の顔しないでよ、気持ち悪いなあ」
悠翔「えぇ~……(気持ち悪いって……)」
悠翔「俺よりも、2人の方が俺に気を遣ってくることの方が多くてさ。『気にしなくていいから』って何度も言い聞かせてるうちに、どうでもよくなってきちゃったっていうか」
セラ「ふーん……はるってホント苦労してるね」
悠翔「あはは。俺にとってはまだまだ目の離せない妹と弟だから」
悠翔「微妙って、何が?」
セラ「だって、ずっと3人でワンセットだったのが、はるだけのけものになるってわけでしょ? 居場所ないなーとか、居心地悪いなーとか思ったりしないの?」
悠翔「うーん……そりゃまあ、なくはないけど……」
悠翔「なんだよ唐突に。何の話だ?」
セラ「だってさー、なゆとあの子の幼なじみでしょ? 幼なじみ同士がくっつくのってどんな気分なの?」
悠翔「もちろん、すごく嬉しいよ! 家族同然の大切な2人が想い合う関係になるなんて素敵なことだと思うし」
セラ「えー……でも、ビミョーじゃないの?」
悠翔「那由多の成長を嬉しそうに話してさ。自分も那由多に負けてられないって、はりきってるよ」
セラ「その姿が目に浮かぶよ。いー感じに切磋琢磨できてるんじゃない? あのカップルは」
悠翔「だな。2人がお似合いのカップルで嬉しいよ」
セラ「……すごいね、はるって」
悠翔「え?」
セラ「周りの人と積極的にコミュニケーションを取りなさいっていうあの子からのお達しを律儀に守ってるみたい。けどまあそれだけじゃなくて、なゆ自身も、ダンスを通じて他人と関わることを楽しんでるみたいだよ」
悠翔「なるほど、あいつからも確かにそんな話を聞くな」
悠翔「阿久根の目から見て、那由多はどうだ? スパクルの振付、今も那由多が担当してるんだろう?」
セラ「最近のなゆ、めちゃくちゃやる気に溢れてるよー。彼女のためにもかっこ良くなりたいとか言ってたし。あと、周りのスタッフとよく話すようになったかも」
悠翔「そうなのか? 那由多が?」
悠翔「明日は『alone with U series vol.7 ~Nayuta~』の発売日! それにちなんで、今夜は俺と阿久根で『恋人』の那由多について紹介していきたいと思います」
セラ「わざわざ君達のために紹介してあげるんだから、最後までちゃんと聞きなよねー」