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「マリウスもわかってるならもう少し早く教えてよ~!!!もう!もう!!」
「いやすまない、ずいぶん焦ってるようだったからすぐに言うと余計に混乱するかと思ってな?」
「むむむ…流石マリウスさん!配慮ありがとうございますぅ。でももうちょっと早く言ってほしかったですぅ。」
パタパタと走り去ってしまう姿を思わず見つめる。黒いワンピースに白い帽子を被った、オレンジ髪の女性。見間違いでなければ、彼女は昔に仲の良かったラケーレ・フォン・ロベルタだ。こちらに気づかなかったのだろうか、酷く慌てた様子で人の流れに逆らって行ってしまった。
伸びやかな髪と、大きなスカートをふわりとひらめかせ、もう一度自分の幻想の中へ溶け込み始めた。
そのすぐ近くではサーカスを存分に満喫し、普段なら見ることのない、とても楽しそうな笑顔を浮かべるミセナがいた。
──guest
サクリフィス コシュマール
「お母さま、僕、サーカスを観に行きたい。
……毎日毎日、お勉強ばかりでつまらないな。友達くらい、自分で選べるのに。」
#ようこそ狂ったサーカス団へ
桜井ツバサ様[ @tsubasasousaku ]