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「ふふっ、大丈夫。──兄ちゃん、手を握って?もう二度と、私を離さないで?」
否応も無し。心の底でずっと悔やみ、求め続けていた
誰が、その願いを振り払えようか
「あぁ。私の願い、漸く叶った──これからは、ずぅっと一緒」
「知ってる?辺獄(リンボ)ってね、暗くて寒くて暑いの」
「何、言って──」
「ねぇ、どうして。どうして、あの時一緒に死んでくれなかったの?」
違う、違う!見捨てたんじゃない、俺は──ッ!
「ホント、兄ちゃんは私の自慢……だけどね?」
「おぉ、どうした?」
「──どうして、あの時手を取ってくれなかったの?」
風景が変わる
肌を焼く熱気、焼け焦げた空
悲鳴と呻き、断末魔の大合唱
此処は──クロウの始まり。燃える新千歳空港
(あー、こりゃ夢だな……だって、燕はとっくに)
「まぁ?兄ちゃんは地元の英雄だし?麻薬組織をやっつけて、バイロンに教われた旅客機を救助したり、ホント映画のヒーローみたいな事したし?少しは大目に見てあげる。感謝してよね!」
「へいへい、有難いこって」
(死んでるんだ。大人になれない)
#30MMBSW
プロローグ1
(???)
「兄ちゃん……兄ちゃん起きてってば、もー!」
「……ん、おぉ?」
(ここは、何処だ?確かEB隊から逃げてその後……)
「まだ寝ぼけてる?羽目はずして飲み過ぎるからだよぉ」
「悪ぃ悪ぃ、そう怒んなよ燕」
#30MMSGEP2
「悪い、遅くなった。パーティの席は空いてるかい?」
光学迷彩を解除し、山吹と紺のスピナティオが闇を切り裂く
「人の事言えた義理じゃ無いが、女難過ぎんかカイエルちゃん。大丈夫?お祓い行く??」
慣れない機体で苦戦するカイエルへと助太刀する──! https://t.co/h3WV0N1x5i