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香屋歩。冬間美咲。秋穂栞。8月を繰り返す街「架見崎」で繰り広げられる戦争を生き抜く中で、三者の関係も、だんだんと変化していきます。書き下ろしで描かれる今作は、本気で推したいエンターテインメントです。
河野裕『さよならの言い方なんて知らない。3』
河野裕『さよならの言い方なんて知らない。3』カバーも着々と進んでいます。越島はぐさんの装画、川谷康久さんのデザイン、今回も素晴らしいです。担当編集として、3巻目にしてシリーズ最高の仕上がりと思っています。
竹宮ゆゆこ『知らない映画のサントラを聴く』の話。本作は新潮文庫nex創刊の際、一番最初にデザイン案が届きました。ふゆの春秋さんが装画を、川谷康久さんがデザインを担当。一つの大きな決断は「タイトル文字が帯リピートする」こと、です。この方針は、後のnexの造本に大きな影響を与えています。
Netflixで配信が始まった平野耕太「HELLSING」OVA版を観ています。第4話の少佐の演説が、原作に増して常識をぶっ壊すもので、それだけで震えます。アメリカに「ジョーカー」があるなら、日本には「ヘルシング」がある、というぐらいに。昂ります。
よろしい、ならば戦争(クリーク)だ。
ノベライズが発表になった『HUMAN LOST 人間失格』の帯、主演声優のお二人にコメントをいただきました。あの原作の葉蔵が宮野さん、ヨシ子が花澤さんです。僕も初号試写を観ましたが、太宰治を「こう料理するのか!」という、驚きと企みに満ちた作品でした。
#HUMANLOST
#宮野真守
#花澤香菜
トーマ。『さよならの言い方なんて知らない。』で最も大事な人物です。帽子の形。スカーフの色。シャツは半袖か、長袖か。越島はぐさんのキャラクターデザインは、ひとつひとつ、ほんとに丁寧なやり取りの上に出来上がっていくのですが、装画も、キャラデザも、完成版のクオリティが素晴らしいです。
バイクのシーンがとにかく、かっこよかったです。京都の町から線路へと追いかけていくところ、最高でした。宝の場所と暗号というミステリー部分は、近作よりむしろ作りがしっかりしているな、と感じます。ラストは力技が多いですが、それも含めて楽しかったです。/Crossroad in the Ancient Capital
ちなみに、編集者の仕事の話でしたので、あまり触れることができませんでしたが、「天久鷹央」シリーズが100万部を超えた最大の原動力は、知念さんの執筆ペースです。最初の一年で4冊。文字数にして【60万字以上】です。書き手の力が、作品への熱量が、たくさんの読み手に届いたのだと思います。