//=time() ?>
というわけで旧劇場版の感想はこのへんですわ。
また新劇場版序破Q、貞本版、シンというふうに進んでいくつもりですので宜しければお付き合いくださいまし。
えー、最後になりますけども……
「アダムとリリス」「I NEED YOU」の二つの構図が、わたくしがこの旧劇場版に見た最も印象的なものですわ。
大人の身勝手さがどうだみたいなのはわざわざわたくしが述べるまでもなく皆思ってらっしゃるでしょうし。
一方聖書においてアダムの付属物とされるイヴ(エヴァ)はこの作品にて完全なる一個の「人類」として独り立ちを果たしますわ。ただこの辺は記憶と解釈が曖昧なので今回は割愛いたしますわね。
しかし結局、シンジくんはそれも完遂出来ずに、「自分の中の感情の消費」に使ってしまいます。
自己完結からの脱出に失敗したシンジくんへの嫌悪感が「気持ち悪い」だったのではと思っていますわ。
しかし結末はあの「気持ち悪い」ですわ。
シンジくんは結局「他者」の恐ろしさに耐えきれず、アスカの首を絞めます。
しかしそれもまた「他者への攻撃」という「個」の意思表示ではありました。
だからこそアスカはそれを受け入れるように頬を撫でます。