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「ふ、はは……ははははははははッ!」
リィナ……認めよう。この少年は、心からお前を愛してくれている。
この真っ直ぐな"我儘(おもい)"は、大切な妹を託すに足るものだと信じよう。だから――
「ならば……やって見せるがいい」
だから、これは私の我儘だ。
(続)
「……結局、僕の我儘。リィナのためじゃない。全部、自分のためなんです。
リィナを守りたい――僕の帰る場所であってほしいから。
リィナを笑顔にしたい――僕が嬉しいから。
(続)
「さて、敢えて訊こうか……何をしに来た?」
「リィナを、奪い取りに来ました」
「……"取り戻しに来た"とは、言わないでくれるのだな」
「言える訳が無いです……彼女はバイロンの、しかも民間人です。本来は同胞と共に生きて、恋をして、結ばれて――そうして普通に、安全に暮らせる子です」
(続)
「っつーわけで。蒼いのに勝つ方法ないっスか」
「いや何が『というわけ』なのかさっぱりわからないんだけど」
「すいません、司令。実は――」
(続)
#30MM幕間戦Fプロローグ
「こんな場に、あたしのような者が同席して良いのでしょうか……」
名前:ラシェル・ハーク
階級:従騎士(平民)
(続)
#30MMNYP #30MMNYP招待状
"迷った時は、自身の思いに正直になれ。でなければ、後悔してもしきれないからな………!"
バイロン人を友だと言った男の人に言われた。
"トオルはさ、「どうしたい」の?「どうすべき」じゃなくて"
赫い少女に訊かれた。
(続)
"「身を引く」って行動が相手の幸せの形を一方的に決めつけてるって事に気づいてるかい?""
勘の良いサラリーマンの問いが甦る。
"私は、“二人”が本当に決めたことならそれを応援出来ればって。遠い場所で出来た、友達だから"
頑張り屋の友達の励ましが心に響く。
それが彼女が答えなら、僕は――
(続)