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……おかあさんは、このはなしをえあちゃんがじっかからでていくまで、ていきてきにしました。どっちがいいとかわるいとかどうでもよかった。ただわたしのびょうきをそういうふうにあつかっていろいろいわれるのは、ほんとうにすごく、すごくいやでした。あのころも、いまも。
えあちゃんのはなしをきいて、おかあさんはなぐさめました。「えあちゃんは1がただからわるくないの、2がたはせいかつがわるくてなるけど、えあちゃんはしょくじをすごくよくしてて、ぜったいに2がたにはならないのよ。だからだいじょうぶ」
えあちゃんは、キャンプにすくわれていました。キャンプにこられるなら、こんなびょうきくらいなんともなくて、キャンプにこれるのはとうにょうびょうのおかげ、とうにょうびょうでよかった、とおもうほどでした。
「ねえ、ラムネあげよっか」
えあちゃんはしっていました。こどもたちはみんな、おやつがだいすき。がっこうにはおやつはもってこられません。……でも、えあちゃんはちがいます。
たいいんすると、しょうがっこうでは、うわさになっていました。どうやら、あわをふいてたおれたえあちゃんというこがいるらしい、と。えあちゃんはしらんぷりして、いいました。
えあちゃんはにゅういんして、インスリンのりょうをちょうせいされました。たおれたときのきおくはなく、あたまをつよくうったのでエムアールアイもうけました。えあちゃんははんせいして、インスリンをおおくうつのをやめました。
ていけっとうにするためには、インスリンをふやせばいい。えあちゃんはしっていました。だから、インスリンを、おかあさんがいったぶんの2ばい、うつようにしました。