かなたん🫧さんのイラストまとめ

発達障がい児を一般という型にはめようとすると苦しい。周りはみんな出来るんだからとその型に押し込めようとする事は、無理解であり場合によっては不登校などに繋がり、そして鬱などの二次障害を引き起こす原因になるんです。世の中はまだ型にはめる事が一般とされてるから、守ってあげたいね。

ASDの子どもは、自分の感情が上手く表現できない事で、何度も同じ行動や言葉を繰り返したり、お気に入りのキャラクターに置き換えて気持ちを伝える事があります。息子も昨年まで自分はアンパンマン。大好きだけどよくぶつかるお友達はバイキンマン。落ち着くお友達をジャムおじさんと言っていました。

自閉スペクトラム症の子どもは、友達を作ったり円滑な会話をしたり、人との交流が苦手な特性を持ちます。また特定の何かに対し優れた記憶力を発揮したり、とても正直で真面目な性格も特徴です。周囲の理解次第で苦手な集団生活を楽しむことも出来ます。適正に合わせた役割や課題を設けてみてください。

褒められるのが苦手な子どもには褒めて伸ばすって難しい？でも褒められてる事自体は嬉しいことなので、そんな時は言い方を変えてみて。キレイにお片付けをしたら「キレイなお部屋気持ちいいね」とか「キレイに片付けてくれてありがとう」など、その行動が良かったよ！と伝わるように声をかけてみてね。

「あと5回頑張ろう」と子どもと約束する。子どもがそれを出来たら「じゃあ10回までやってみよう」は、出来たらやめてあげて欲しいな。約束を反故された気持ちになるし、それが原因であなたを信頼出来なくなるかもしれない。子どもには約束を守る子になってほしいよね？大人がそれを裏切らない。

衝動性の強い子どもは勝手に鍵を開け家を飛び出したり、手を振り払って駆け出したりする事があります。大人が数名で見ていても防げない場合もあり、中には警察に行方不明届けを出す事態になることも。十分注意はしてると思いますが、鍵を増やす、ハーネスをつける等出来る事が無いか確認してみてね。

自閉症って自分の中に閉じこもったり寡黙なんでしょ？って言う人がいるんだけど、それは人それぞれ違うの。それに見た目がそうでも、この子たちの内面は凄く豊かな事が多い。見せないだけで、自分の中では興味関心がハッキリしていたり自分なりの考えを持ってるんだよ。それを表現するのが苦手なだけ。

何となく我が子が発達障がいかも？と思ってネットに出回ってる情報で自己診断してませんか？チェックシートに当てはまっても、本当にそうとは限らないし、もしかしたら他の障がいかもしれない。正しく知ることで得られる支援の幅が広がるから、小児神経などの専門機関で診てもらってみてね。

結果にだけ囚われないで。テストの点が悪くても、体育の跳び箱が飛べなくても、そこまで子どもは努力してきた。頑張ってるの。だからその姿を認めて褒めてあげてほしい。それが次の頑張りに必ず繋がるからね。わたしたちは子どもの応援団長。子どもの笑顔は一番のご褒美だよね。

「褒めポイントの見つけ方」出来ないことばかりで褒める所がない？じゃあ、もっと目線を下げてみて。食べ方は汚くても苦手な人参を一口食べた。他は散らかってるけどトミカ1台は片付けた。前者が目につくから見逃しがちだけど、ほんの少し出来た事もある。そこが褒めポイントで次のステップへの入口。