るかさんのイラストまとめ

「たべころ誘惑ハニー」幼少期から大好きな従兄弟のお兄ちゃんのお嫁さんになりたいあほの子受け。成人間近でも、どこまでもお子様で危なっかしい美少年。兎にも角にもどちらも愛がダダ漏れで甘々だった。お手本みたいな当て馬も清々しい。

「Fly me to the Moon」中卒で働く天涯孤独の少年。蔑ろにされる生活で苦しい自分を誤魔化すための甘いお菓子。不遇な状況でもなんとか頑張ろうとする受けちゃんが不憫で切ない。健気な子供とそれを守りたい大人。過程はギュンと苦しいけど甘々溺愛で安心して読めた。

この辺もお気に入り

「初恋ドラマティック」相手に顔を知られないまま逃げ出した7年前の初恋。お互いに忘れられない存在だった日々を経ての再会。愛し愛されつつも、住む世界の違いに身を引く選択をせざるを得ない受けちゃんが辛い。愛に真っ直ぐなフランス人溺愛攻めとても良かったです。お仕事BL的側面もあって好き。

「片恋ロマンティック」世界的モデル兼デザイナーとパタンナーの幼馴染同士。複雑な家庭事情で愛に自覚も自信も持てない攻め。彼自身も、彼に恋したまま身体の関係だけを続ける受けも苦しい。長い長い両片想い、実った後は安定の溺愛で良かったです。

「はじめての恋わずらい」眼鏡を取ると絶世の美形な無自覚天然受けと、才能溢れた御曹司溺愛攻め。古き良きBLの王道ど真ん中、久々に読むと良いもの。世間擦れしてないポヤポヤ受けちゃんだけど、嫌味なくギャグ寄りの可愛さでした。

「おとなりの野獣さん」小学校の同級生再会ラブ。粗野な印象の攻めが、ラテン育ち全開で愛をストレートに言葉を尽くして伝えてくるのがとても良い。序盤で再会して即告白して溺愛を始めるも、受けちゃんの心が追いつくまできちんと待つ真摯さ。

「もういいかい、まだだよ」前作攻めの友達、ろくろ首の春宵。こちらもとても良かった！江戸時代に初めて友達になった人間の青年。病弱だった彼のためにと、人ならざるものにして「化け物」と罵られたトラウマ。数百年の時を経て、彼とそっくりな青年と出会って始まるお話。

「てのなるほうへ」のっぺらぼうと目が見えない人間の恋。自分に顔がないことを知ってしまった瞬間の草枕の絶望が苦しい。顔を見られたくない草枕と物理的に見えない巽。破れ鍋に綴じ蓋のような2人、見えるようになったとしても変わらない関係。信頼と愛情がきちんと深まっていくのがとても良かった。

「ヤキモチはきつね色」「あいまいなウルフ」やっと読んだどっちも可愛かった〜！こういう獣系ってえろ中心になること多いけど、そこに頼らずに丁寧に関係性が深まっていくのが良かった。耳と尻尾もふもふかわいい🦊🐺