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「犬も喰わない」頭も良くて社会的地位もある、上質な男たちの40年近く拗らせた執着。その成就は恋の終着点には行かなかったけど、愛として行くとこまで行ったような。そこに割り込んで10年前の告白を叶えた若者の想いもなかなかに強い。
「最強アルファと発情しない花嫁」やっと読んだ!SアルファとSオメガ。周囲の権力や欲望に晒される特異体質の彼ら。運命の番として惹かれあうのに、様々な悪意に翻弄される様にハラハラ。オメガバースでもしっかりアクションで、冷めていた2人が愛し合い、共に家族を背負っていく過程も甘くてよかった
「愛というなまえ」とても良かった…!自分に酷いことをした男、その子供への苛立ちが情になり愛になっていく過程。感情から目を背けて「好き」を認めないように、いつか手を離してあげられるように1人耐える恋文が切ない。空港のシーンとても泣けた。
「お兄ちゃんのお嫁入り」育児放棄された弟妹を一人懸命に育てようとするお兄ちゃん。幸薄だけど健気で真っ直ぐな男の子と、優秀で聡明だけど受けにだけはお馬鹿なくらい甘々な溺愛攻め。安心して読めるBL良いです。
「星は願いを」アンリミ。子供の頃施設で出会い、疎遠になっていた2人。父親の暴力性を引き継いでいるのではという恐怖。お互いに救いのような存在だったのに自ら離れてしまった攻めが健気で切ない。再会してからの周囲にダダ漏れな溺愛も良かったです。
「Chance!」ポルノ映画館を営む祖母と暮らす高校生。地上げを拒否することで受ける嫌がらせに辟易する中で出会った、水泳部エースの後輩。悪意や暴力が日常になってしまっている痛さと、彼らが恋に落ちるキラキラが共存していて、それが却ってより胸に刺さる。
「転じて恋と生き」校内新聞の小説をきっかけに蘇っていく前世の記憶。追憶の形で語られるその幸せな時間への郷愁と喪失感が切ない。志半ばであった彼らの「次が」学んでくれという願いと、学んで旅立つ生徒を見守る教師として再会した現世の彼ら。