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「無恋愛紳士」無性愛者の男と、高校時代彼に振られた男。溢れるくらいに求愛してくる年下攻め堪らない…ARUKUさんの幼児返りみたいに可愛くなっちゃう受けちゃんの描写も大好き…。「幸せになる」という天からの宿題を全うできた2人。ドロドロしたものを昇華したキラキラがいっぱいの綺麗なお話だった
「ほんとは好きだ」全寮制の学校という閉鎖空間と、世間体や思春期。一度掴んだはずの幸せが自分の手で崩れていってしまうのが苦しい。「終わってしまったもの」として遡及的に語られる形式だったのも。でも時を経て、数十年前に実らなかったもうひとつの関係も共に昇華されて良かった。
「十六夜月と輪廻の恋」過去二度も過酷な運命に翻弄されて結ばれなかった2人。現世からその記憶を断片的に思い出す、郷愁の描写が切なくて愛しい。輪廻転生ものだけどハッピーエンドのその先、「普通の人」同士の恋とありふれたすれ違いが描かれてるのも良かった。ちびっこともふもふ要素の癒しも。
「終点unknown」とても良かった…!勧めてもらってたの漸く読めた。対立する組織の下っ端ふたり。親に捨てられ大人に虐げられてきた彼らが、謎の「お宝」によって強制的に一緒に旅をさせられるお話。他人を信じきれないヨルマと、自分のことを「居てもいい」と思えない清時の傷がそれぞれ深くて苦しい
「魔術師シルヴァンの店」良かった〜!逆身長差!がっしりしたボロボロの身体、虐げられてきて欲を知らないティムの恋心が健気で愛しい。あと蜘蛛猫のお父さんのマスコット感かわいい
「いろごとセラピー」不遇や不幸に傷つく自分を認められないが故の緩慢な自傷。それを暴かれて許され救われる一方で、攻めの狂気に囚われていく過程が悍ましくて良い。自覚のあるサイコと無自覚なM、側から見たらどこか狂ってるけど当人たちは幸せな2人。碗島子さんならではの救済BLという感じで好き。