るかさんのイラストまとめ

「可愛い猫には旅をさせよ」強大な魔力を持ってるけど身も心も幼い魔術師と、優秀だけど自分自身にすら執着のない騎士。それぞれに愛の足りない彼らが伴侶となるまでのお話。自らの命も簡単に投げ出せるバルドーの危うさ、アンリを愛することによって自分を大切にすることができるようになって良かった

続編読んだ〜！まだ全然続くのか〜。相変わらず自己評価の低い真がいじらしい。少しずつ愛情表現できるようになって、そんな真のことをますます可愛がる葉月さん。真のおうちのこともあるし、続き早く読みたい。

最後まで読み終わってしまった〜！終わりなの寂しいけど、彼らの日常がこの先もずっと続くんだなってのがわかる短編集で良かった。久々に長いシリーズ読んで楽しかった！

最終話！今まで彼らが積み上げてきた集大成。間違いなく大団円なんだけど、少なくない犠牲があって。ネロも大帝も完全な悪者じゃないところがまた切ないけれど、新しい時代に切り替わる爽快感が心地よいラストだった。そしてまさかのジゼルの生まれ変わりに焦りまくるサリバン可愛い。

スパイの鴉と、ギルドとどこか距離を置く竜。今までの作品でも竜や仲間たちに慕われていたオリビアの、黒幕との繋がりにドキドキ。段々と心の比重が変わっていくオリビアの葛藤が切ないけれど、それを凌ぐ竜の執着と溺愛に安心感。さらに強まっていくギルドの結束が楽しい。

厭われて生きてきた王子様と竜のような魔物。それぞれに生い立ちが悲しくて、故にお互いを無二と拠り所にしていく様が切実。自分の意思を持つことすら知らなかったファウストが、リシュリーを愛することで感情を覚えていくのが良かった。世間知らずな2人のお料理シーン可愛かった。

「きこえる？」フォロワーさんに教えてもらったラジオテーマ作品！学生リスナーとパーソナリティ。内向的で人と関わるのが苦手な樹くんがラジオに救われた経験。顔や人が見えないからこそ、人格が可視化されるラジオ。その中で出会った彼らがお互いを特別と認める意味が感じられてるとても良かった。

3冊目。かつて凶悪な犯罪者ごと島を海に沈めた水竜と、泳げない唯一の雄の人魚。残酷な悪意と欲望に晒される、純粋無垢に生きる人魚たち。それを救おうとするメルヴィネ、過去と現在がリンクしながら進む物語がBLとしての展開以上に面白かった。

2冊目。鬼の筆頭バトラー、リーゼさんとその伴侶の馴れ初め。ほぼ人間でありながら最強の魔女の養子だったリーゼと、好色な生活を繰り返しながら愛情に飢えてきたサリバン。どちらも傍目には強いふたりがお互いの弱さを知って、それを補い合おうと決意を固めるまで。良い夫婦。