MEMERさんのイラストまとめ

主人公が未熟な故に葛藤し、苦しみながらも決断する姿が「ダンまち」の一番の魅力なので、心情描写が丁寧に描かれないアニメ版には物足りなさを感じました。
ですが、BGMやテンポが良く、山場でもある1期の第8話は完成度が高かったので、そこまで観て面白いと感じたなら、是非原作を読んでみて下さい。

レベルやステイタスの能力値、二つ名まで描かれているのでキャラの強さが分かりやすく、しかし味方陣営が「弱い」という点に良さがあります。
悪運が強い主人公が何度も災難に見舞われながらも、驚異的な成長速度で強くなっていく姿に、ゲームをプレイしているようかのように感情移入できます。

[ラノベ]ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
[著者]大森藤ノ
[評価]神
[感想]
「偽善だと罵られ、愚かだと蔑まれたとしても、憧れに近づく為に、英雄に成る為に、少年は冒険をする。」
神話や英雄譚の逸話。ダンジョンを中心とした生活様式など、魅惑的な世界観に惹き込まれます。

[ラノベ]Re:ゼロから始める異世界生活
[著者]長月達平
[評価]神
[感想]
作品の作り込みが尋常ではないです。
国の歴史と行く末が描かれるマクロな物語。
多種多様な登場人物のそれぞれに描かれるミクロな物語。
二つの視点から描かれる物語に加え、異世界の世界観や「死に戻り」といった異能力の設定。

○本気で勧めるライトノベル4選
物語シリーズ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
Re:ゼロから始める異世界生活
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

デザインの良さはアクション作品における見た目から感じられる強さや、恋愛作品における女性キャラの可愛さや色っぽさに繋げています。
特に女性キャラの服装のデザインは屈指のセンスの良さがあり、内面描写のリアルさも含めて恋愛漫画の最高傑作は「電影少女」か「I"s」のどちらかだと思っています。

「仮面ライダー」や「ウルトラマン」といった「非現実的」なヒーローの影響を受けつつ、その存在をいかに「現実的」に近付けられるのかを追求しているように感じます。
それはヒーローだけに留まらず、キャラの内面や外見、世界観やストーリーなど、作品を構成する全ての要素にこだわられています。

[作者]桂正和
[評価]
ウイングマン…傑作
超機動員ヴァンダー…凡作
プレゼント・フロム LEMON…良作
電影少女…神
D・N・A²…傑作
SHADOW LADY…良作
I"s…大傑作
ZETMAN…神
[感想]
桂正和先生は漫画界切ってのリアリストです。
写実的な画と哀しさが残るストーリーは一度見たら忘れられません。

[アニメ]デカダンス
[監督]立川譲
[評価]大傑作
[感想]
「ただ一人の少女が笑える世界にする為に…全てを壊した。」
ストーリーの構成と世界観の構造がとても上手く出来ており、オリジナルアニメの中でもトップクラスの完成度だと思います。
毎話のアイキャッチも含めて12話の全てを楽しめる作品です。

[制作会社]NUT
[評価]
幼女戦記→劇場版…大傑作
デカダンス…大傑作
[感想]
スタジオNUTの作品は内容と作画が共に素晴らしく、特に空中における戦闘シーンの迫力が凄まじいです。
立体的な動きとそれを追うカメラワーク、衝撃に伴う破片に至るまで緻密に描き込まれた作画に目を惹かれます。