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「…召し上がれ。」
ポルカの作ったマヨネーズ汁を飲む。
美味しい…が、妙な違和感を感じる。
マヨネーズは飲み物である。
常識だ。何も間違ってない。
だが、なにか奇妙だ。
「お味噌があれば…。」
彼女は小さく呟いた。
”味噌”?
”ミソ”って一体なんだろう。
#絵まる
#存在しないポルカとの記憶
「トリックオアトリート!」
元気にお菓子をせがむ尾丸。
2Pカラーみたいな服装を見て何の仮装か尋ねる。
「これはね!サーカスの悪魔!」
2022年10月31日
午後3時18分21秒
心の中
大好きの領域より永遠秒間
サーカスの悪魔出現
以下
サーカスの悪魔
挙動記録
#絵まる
#存在しないポルカとの記憶
尾丸と談笑する放課後。つい内腿に目が行く。
「ポルカのこと、そういう目で見てるんだ?」
「こ…これは…。」
「って誤解されるよ?ここまでがワンセンテンスだ。宜しいか?」
彼女は悪戯っぽく笑う。
外で井筒さんが火を吹いている。今年の夏は暑くなりそうだ。
#絵まる
#存在しないポルカとの記憶
どこか落ち着く畳の香りがする一室。
尾丸が楽しい着物を着て座っている。
「じゃあゲーミングリュウグウノツカイ華道するから見ててね。」
彼女は美しい所作でゲーミングリュウグウノツカイを活け始めた。
普段と違う尾丸のお淑やかな姿に、しばらく見惚れていた。
#絵まる
#存在しないポルカとの記憶
「おあおる(OHAPOL)~!」
背中を叩かれ振り向くと、はんぺんを咥えた尾丸がいた。
挨拶を返し何はんぺんなのか問う。
尾丸は必死に咀嚼し飲み込んだ後、
「わかんない!多分普通の!」
と破顔した。
その眩しさに心のはんぺんがぷるりと揺れた気がした。
#絵まる
#存在しないポルカとの記憶