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「そして誰も死ななかった」白井智之
グロいとは聞いていたけどグロ耐性あるから大丈夫だろ、と軽い気持ちで…
グロはOKだけど下品なのと汚いのは無理だと判明した
どんな脳みそをしていたらこんな特殊設定を思いつくんだ
ロジカルだけど個人的には島に渡る前の謎の方が魅力的だったかな…
#読了
「人魚ノ肉」木下昌輝
時は幕末、土佐藩の少年三人が人魚の死体を見つける
人魚の肉を食らえば妖に魅入られる
史実と創作が絡み合い伝奇ホラーへ昇華する
なるほどあの逸話をこうしたか!と膝を打つ
ホラーとしての幕末IF
とても斬新で楽しめました
でも近藤編はかなり怖くて鳥肌が…
#読了
「妙麟」赤神諒
鶴崎城に篭城し、島津の攻撃を16回も跳ね返した女傑妙林尼
史実の間の空白を上手く利用し
恋に、愛に、そして戦と全てにおいて全力投球な素敵な女性が描かれている
生まれ変わっても女子に生まれる、と言い切る姿が誇り高くて美しくて
最後の頁まで魅力的なヒロインでした
#読了
「梟の月」小松エメル
記憶を無くした『私』は妖の世界に迷い込んだ
戻る方法は?
気付けば傍に居た一羽の梟
聞こえる幻聴…これらは一体…
まるで夢の中を揺蕩うような心地
ふわふわと読み進めると衝撃のラスト
帯には切ない涙と書かれてたけど
衝撃で涙吹き飛びました
ほんと衝撃のラスト
#読了
「童の神」今村翔吾
平安時代、土着の民は鬼や土蜘蛛、童と呼ばれ迫害された
これは生きる事を諦めなかった童達の物語
『化物はお前らだ』
この台詞が悲しすぎて
ただ共に生きたかっただけなのに
彼等の生き様
最後まで戦い抜いた姿に涙する
今の世は彼等が望んだ世界になれているのだろうか
#読了
「もののふの国」天野純希
源平から幕末維新
歴史の裏には山と海の一族の対立があった
約千年に及ぶもののふの歴史
歴史の奔流にさらされ
己を貫いた者、また流れに逆らえなかった者
彼らと共に駆け抜けた一冊
どうか彼らの魂が心安らかにあるよう
読み終わった今、熱い涙が止まらない
#読了
「鬼の蔵 よろず建物因縁帳」内藤了
村に伝わる意味ありげな風習と呪いによる死
読むしかないじゃんか
軽い気持ちで手に取ったのに
なにこれ怖ッ!めっちゃ怖い!
耳元で息遣いが聞こえてきそうな臨場感
怖くて鳥肌が凄いのに…
悲しくて涙が止まらない
救われたんだよね…と号泣してる朝7時
#読了
「奔流」田中芳樹
中国南北朝時代
主人公は梁の軍略の天才陳慶之
梁軍二十万
対する魏軍は八十万
智将と猛将の激突は圧巻
味方だけでなく敵側の武将も魅力的で
この一冊に沢山のドラマが詰め込まれてます
ただ一つだけ…
陳慶之の活躍は数冊に渡る長編で読みたかったよ田中先生!
#読了
「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人
河童を見たという少年
病棟に出る人魂など
メディカルミステリーと銘打っておいて関係ないんじゃ
なんて読む前は思いましたが
天才女医がバッサバッサと謎を解いて行く様はもう痛快でした
あまりのスッキリ読後感に
水戸黄門や暴れん坊将軍でも見た気分😳
#読了
「ロマンシエ」原田マハ
心は乙女なイケメン美智之輔
そんな彼(彼女?)を取り巻くラブコメディ
乙女なオネェの一人称でテンション高くお送りします
もう始終笑いっぱなし
今までのマハさんのイメージを覆す作品でした
笑って、泣いて、
読み終われば笑顔になれる
そんな素敵な物語でした
#読了