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小原古邨の小特集、すごいよかった。元より版画好きなんだけど、明治以降の版画家たちは「これをなぜわざわざ版画に……?」というほど凝りまくっててもはやアタマおかしいレベル(このウサギ、エンボス紙に型を当てて毛並みを表現してる)で、最高としか言いようがない。別室の巴水や紫浪なども同様。
ドイグ作品の不穏さがどこに由来するのか、会期延長のおかげで10月までやっていることだし、また観に行って考えてみようかと思う。いや、考えるというより、どれだけその作品に己を重ねられるか、だな。カヌーのオフィーリア(あまりに不穏すぎて、観た瞬間に固まってしまった……)にもまた会える……
そうそう、毎回というわけではないけど、三菱一号館美術館はたいてい撮影可能ゾーンに複製を展示していて、こういう試みが今後増えるのでは、と思って幾星霜。……そんなに進んでない、か。
でもいずれ、美術展には複製を展示、という時代がくるんじゃないかな。3Dプリンタ、精度とかすごいもんね……
もう年の瀬だというのに、未だに葉が赤いどころか、まだ赤くなっていない緑の葉さえあるという……。気候変動が今後どれだけ多くの物事を変えていくのかと思うと気が塞いでしまうけど、ふと目に止まった何かに立ち止まる余裕だけは、これからも失わずにいたいものです。
#autumnleaves
HEAD PHONES PRESIDENTは6/21のライブ復帰以来、8本目で今年を終えた。ここ数年、クロージングをつとめていたSITWが再びオープニングを飾っていることに感慨を抱いていたら、この大阪公演ではまたもラストに。いまやHPPの顔となったこの曲は、未だに成長をつづけている。
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山本靖久さん木原正徳さんの大型作品も衝撃だった。全体から受ける印象も鮮烈ながら、その細部がまた面白くて、色んな角度からじっくりと作品を観て回った。山本さんは楽園のモチーフとマチエール感が、木原さんは液体のような女性と植物のリズミカルな装飾性が、ともに強く印象に残っている。
先日、仕事前に「ラウル・デュフィ展」をパナソニック汐留美術館で観てきた。副題に「絵画とテキスタイル・デザイン」とあるように、服飾デザインに重きを置くことでデュフィの色彩/線描/構図のリズム感がより強く迫ってくる気がした。ダンスのような躍動感に満ちた作品群の、鮮やかで軽やかなこと!
何が素晴らしいって、バンドのナチュラルなパフォーマンス。同期音源(ところによりヴォーカルトラックも)を使おうが、映像をバンバン流そうが、ダンサーがいようがいまいが、主役はあくまでも楽曲。バンドはそれに「乗る」だけだからこそ無理がなく自然体で、その分、曲の潜在力が見事に解放される。