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ガレス=キャメロット─彼女は実に美しい。
その白く輝く肌や手のみならず、生み出す言の葉が、輝く指輪が、ピアスが、長く艷めく髪が、所作が、在り方が、魂が、美しい。
夫を喪っても、子と離れ離れになっても、その頬が涙に濡れても─彼女はただ美しい。
故に、彼女は─。
─いける。きっと大丈夫。
本来太陽は受け付けない身体だけど、大丈夫…なはず。だって天照大神を取り込んだから。多分平気。
不安な心を落ち着けるように独り呟く雪月美琴の内で、神はぽつりと素朴な感想を漏らした。
─相性最悪だわこの子。星と月の申し子に太陽(わたし)とは、随分無茶したわね…。