Ohxさんのイラストまとめ

重傷のエギルソン大佐は戻ったが恐らく今夜亡くなるだろう。
政治将校トレイガーはマリーンマレヴォラント戦団による救助作戦の最中に亡くなったらしい。
それでも地獄から生還した中隊長カストールと同胞達の活躍にアストラミリタルムは賞賛を送った。

攻勢が始まる中、カストールが姿を表した。

政治将校は頑なだった。
「他に6名が捕虜になっている」
「彼等は死んだ、政治将校」
「否、彼等は生きている！」
カストールは進み出た。時間はない、オルクも気付きつつある。
「分かっていないな、既に手遅れだ」
トレイガーには分かっていた、しかし嫌悪感を露わにした。

「これは背信だ！」

『いくつかは』
中隊長カストールは答え、不躾な態度の男を見下ろす。カストールは彼を嫌った。
「私でも扱える物は？」
トレイガー政治将校はひどく負傷しているが、テンペストゥスらしい壮健さで力強く訪ねた。
『何のためだ？』バラックが質問した。
「我々は貴方達を此処から連れ出す、政治将校」

「相変わらず冷酷だな」
『煽ってるのか？』
「いいや、彼を殺さないよう願っただけさ。他は好きに捉えろ」
そう言うとカストールは捕虜に向き直る。6名中4名は既に死亡していた。
残る2名のうち１人は立っている。政治将校らしい。

「トレイガー」
彼はそう名乗った。
「武器は持っているか？」

#えっこの状態からでも入れる保険があるんですか

まずはお電話ください！

9版マリーンコデックスにて、寒冷惑星での戦闘にトラスク連隊とヴォストロヤ連隊が投入されている記述を発見。
バイオタイタン相手に奮戦していた模様

ようやった！

惑星フェンリスのクラーケン
惑星カタチアンのカタチアンデビル
帰化したティラニッドの一種とされている両者だが、
・クラーケンの発見は30ｋ時代である事
・カタチアンは集合艦体の進攻ルートと被っていない事
…等から実は現在のティラニッド襲来は通算2回目なのでは？

という説も

並の連隊には不可能な任務を成功させるべく鍛え上げられ、戦場に投入される。
敵指導者の斬首作戦、捕虜救出作戦、全軍に先駆けた偵察、致命的環境での軍事作戦、その損耗率は桁外れに高い。
彼等は任務完遂こそが最優先事項であり、自身の命など二の次なのだ。

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多様な連隊の中でも一際異彩な部隊があるならそれはミリタルム・テンペストゥス、特務機動部の兵士だ。

彼等は生身の人間が到達し得る極限まで鍛え上げられた最精鋭の部隊であり、帝国防衛軍が支給し得る最上級の装備品で身を包む彼等は兵士達から嫉妬される。

しかし彼等は最高級の使い捨て品だ。

一部の例外を除き、彼等の武装は量産性と耐久力に特に秀でている。
代表的なラスガンは分解整備が極めて容易であり、その弾庫は光熱により蓄電され再使用が可能である。

さらにレマンラス戦車に至っては可燃性燃料であれば種類を問わず稼働する事で有名で、最低限の整備だけで数年は稼働するという。