//=time() ?>
ベルギー出身のモリスは戦後アメリカに渡り、長期の取材をしています。その間後に「アステリックス」や「プチ・ニコラ」を手がけるゴッシニと出会い、本格的に制作を開始。ところで、作中には類型的なインディアンも登場します。映画等でも描かれてきた表現ですが、現代の感覚とズレている点には留意。
3巻目、「駅馬車」。ルークは旅客馬車の護衛を依頼される。依頼主のウエルズ・ファーゴは運送業から始まり、後にアメリカン・エキスプレスを創設する会社です。訳ありの客たちと金塊を乗せて、馬車はサンフランシスコに向けて出発する。余談ですが「駅馬車」という日本語は淀川長治氏が作ったらしい。
2巻目、「大陸横断鉄道」。鉄道会社はシカゴから西海岸までの路線開通を目指していたが、謎の陰謀によって建設が進まなかった。その事業をルークが指揮することになる。時間の経過は無視してニョキニョキと伸びる線路と、その周辺でのエピソードが楽しい。
軽快なギャグ漫画であり、しばしば史実や正確な考証も取り入れています。主人公ルークは愛馬ジョリー・ジャンパーにまたがるカウボーイで、ここに姿を載せたのは、この3冊の表紙では主人公の姿が判別しにくいため。あえてキャラを大写しにしないあたりは、BDアルバムらしいといえばらしいんですが。
やがてグルーも段取りを理解してうまくいきますが、一方、金のためとはいえドラムは戦士としての誇りを売ってしまい、自分には何も残っていないと嘆きます。グルーは同情してあることを計画する。
このドラムという男も腕っぷしには自信あり。酒場で「あんたよりグルーの方が恐れられている」と言われてひと暴れし、店は半壊。その強さを見込んだ山師パルが、一儲けを企みます。二人が出て行くと入れ違いにグルーがやって来て、「あんたの悪口を言ってたやつらがいた」と聞き、ひと暴れ。店は全壊。
アーサーの父は大成しませんでしたが、伯父には画家や美術館長などがいる芸術一家だったんですね。その一人、リチャードは童話のイラスト等を多数描いています。この作風、現代でもけっこう好きな人がいるのでは。 #シャーロック・ホームズ #アメコミ #バンドデシネ
ところで、グルーはしばしば合戦などに遭遇すると、嬉しそうに「A FRAY! = 乱闘だ!」と叫んで身を投じます。これは血が騒ぐという性分もありますが(やっかいな...)、彼は戦いを生業としているからです。つまりどちらかに加勢し勝利させて、恩賞をもらうためです。
なんとか洞窟内に侵入したグルー。獣の穴倉にしては松明が灯り、優雅な家具が並んでいます。一体ここの住人は何者なのか?そしてラストでは、またしてもミンストレルにからかわれる羽目に。
そして、グルーとミンストレルは、怪物の棲家である洞窟に向かう。兵がぞろぞろ付いて来ますが、これは援護ではなく監視のため。現場では多くの猛者が争っており、さては怪物退治に名乗り出たライバル達かと思いきや、実は誰もが乗り気ではない。それならば、とグルーは突入を試みるが…。