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「そう言うあんたはこんな森の中まで何か用でもあるわけ?街は向こうでしょ。」
「それは……その」
どうやら特に用があるわけではないらしい。
シノエテも近くにいないようだし…迷子か、それとも1人で歩いてるだけか。
思わずため息が溢れた。
魔法使いくんとシノエテくんは何かを察したらしく、シノエテくんは笑みを、魔法使いくんは溜息をこぼした。
「さぁ、僕と1戦交えようか。」
「えっ?」
▹アーサーが勝負をけしかけてきた。
だがその途中、小さな丘を降りるときに踏み留まれず、ころころと転がってしまった。
そのせいで、はらりと頭に付けていたリボンが地に落ちる。長い間つけていたせいで、そして今転がってしまったせいで少し薄汚れた赤いリボン。