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痺れを切らしたのか爆弾を投げるのを辞め、ティアナに近づいた。
座り込み、もう抵抗する気も無いようだ。
「メルツ、私を殺すの、」
「うん、ごめんね?だって敵同士じゃんまた会えるといいね、来世とかに?はは!」
ティアナの瞳からは涙が零れ落ちた。
「強がりな君の為にもう一発だけ狙ってあげるね♡君の目って鋭くてこわ〜いから、潰してあげるよ♡」
少年のナイフはニコの目に刺さった。
「あ"?あ"ぁ"ぁ"ァァァ!!!!!!!!!!!!」
倒れ込み、身を捩りながら痛みに悶える。そんなニコに近付いて少年は更にナイフを奥まで射し込む。
「ごめんなさい、ナタリーさん、トウキチさん、………司令官…」
「まって、やだよ、チェルシー…こんな、こんな、」
「さ、お別れは済んだみたいだね、じゃあ、殺すよ
ねぇ、生きたままお腹を抉られるのって、痛いとおもう?
痛いよねぇ、クラウンもこんな気持ちだったんだよ。」
「あぁ、だが向こうの人数が減っているのも事実。気を引き締めて行くぞ。」
緊張感の漂う中暗闇を進んでいた。
するとコツコツと足音が近付いてきた。
「あれ〜こんな所で会うなんて奇遇だね、お兄さん達♡」
ピンク髪の少年はニコリと笑みを浮かべてナイフをクルクルと弄んでいた。
【お知らせ】
①諸事情により本日21:00を予定していましたシナリオ公開を明日6/30の21:00からに延期させていただきます。
②明日の戦闘に出られる人が少ない為、来週の7/7に戦闘を延期致します。
度重なる延期で申し訳ございません、これからもランプをよろしくお願いします。
「次にトウキチさんの分。」
既に虫の息。頭に目掛けてモーニングスターを振り落とした。
「えへへ……、私の、ストロベリー、ソース、も……甘くなかったなぁ……残念…」
ぐしゃり
甘い、甘い、今の蒸し暑い季節にピッタリの紅い、紅い、西瓜のように小さな頭は弾けた。
「そうはさせませんッ……!!」
ティアナが駆け出しチェルシーを庇った。
「ニコラスくんっ!大丈夫ですか!」
「!!ティアナさん!ありがとうございます」
「いいんですよ、仲間ですし、頼ってください!」
その光景を面白くなさそうに見詰める少女。
【お知らせ】
参加メンバー様の諸事情による10回戦の戦闘の延期と、主催の受験が重なってしまった為、次の10回戦のシナリオの更新は6/22になります。
約2週間の延期になりますがご了承ください。
トン、と頭の横に手がつかれる。左にはローシの腕、右にはノコギリ。もう逃げ場は無い。
「……今度は、ちゃんと、殺すんで…す、ね」
ポツリと呟いた。
不思議と落ち着いている。
「…無様だね。クルエル」
「ええ、ほん、っとね……」
「お前のこと世界で一番愛してたのは僕だよ。クルエル」
ティアナがロザリオに手を伸ばす。
ロザリオは応えなかった。
「ハッ、素敵な愛情ですねぇ?」
そう言うとロザリオの心臓を一突きした。
ティアナの目の前でロザリオは口から血を大量に流し、目を見開き息絶えた。クマのぬいぐるみが血で汚れながら地面に落ちる。それと同時に彼女も地に伏せた。