//=time() ?>
【オタドト】ちいさき命⑩(完)
だいすきなの。
『ぱちぱち』が。ふんわり包まれるあたたかな『感情』が。ままを見つめるパパの目が。ぱぱの名前を呼ぶままの声が。
きっとこれからも、ずっと変わらない。
明確な言葉が欲しいと考えるは、私の我儘なのでしょうか?
───いいえ。
【オタドト】ちいさき命⑩(続)
私が、私の意思で、それを選んだんだ。
関係性を壊すのは怖い。
そのまま崩れて、なくなってしまう。そんな漠然とした恐怖がまとわりつく。
その恐怖に、あと一歩が重くなる。
【オタドト】ちいさき命⑩(続)
飼い慣ら『す』…?
『される』の間違いてでは?
もうあいつは『された』のほうだろ〜?
ふふ、違いないね。───ねぇ、⏳?
同僚の言葉に、彼は沈黙を返した。