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撃たれた肩を抑え、絵都は崩れ落ちるように膝をつく。
「色鉛筆の消費は仕方ないよ。みんな無事に出られることの方が優先順位高いでしょ」 「ええ。なら、少し近付いて。で、晴都はいつでも魔法を使えるようにしなさい」 絵都を抜きにして進められる作戦。
絵都に忠誠を誓うかのように炎の狼は従う。 生まれた狼は隊列を組むように猟師に襲いかかる。
そう、おずおずと手を挙げたのは海翔だった。
俺も変わらなきゃいけないのかな、なんて。
「要するに、埋葬する為に柚原や深白の死体もそれに入れればいい…んだよな?」
良い方法。
都合の良いこの世界の事だと、絵都が小さく悲しそうに笑った。
「そんなこといわないでよ、いっちゃん。アタシ、最期までいっちゃんといれて幸せだよ」
しかし、絵都にはそうではなかったようだ。 「海翔君。落ち着いて、よく見れば一つ一つ違うから気がつける」 「いや、わかんねえよ!?」