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ノルウェー郊外の団地で、親の目の届かないところで遊んでいた子供たちに"力"が発現してしまう映画を上映します。強まる"力"で遊びだすその子たちは通常と超常の区別がつかない年頃なのでまだ分かってないのだけど、観てるこっちは否が応でも分かっちゃう。
この映画、絶対に、まずいことになる。
16歳でオーストリア皇妃になってヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたエリザベートが、40歳になる映画を上映します。コルセットで締めた45cmのウエストで臨む式典で今もお美しい四十なのにお美しいと男から"称賛"を受ける日々に、彼女の魂と知性がついに出した返事がこれ。ファックユーでございますわよ。
以前から長編10本撮ったら引退すると公言しているクエンティン・タランティーノがいよいよ最終作に王手なので、ここらでひとつ映画の作り手として作風も本人のキャラも強烈に唯一無二なこの男を出演俳優たちが語りまくる映画を上映します。本人不在の場だからか撮影時の面白エピソード無限に出てくる。
史上初の黒人ファラオになるためエジプトを目指す青年、地下牢の囚人と心通わせるフランスの王子、モロッコを追われ"バラの国"で揚げ菓子売りになった元王子。新作発表のたび海外アニメーション好きに別格の敬意と愛をもって迎え入れられるミッシェル・オスロ監督からの贈り物『古の王子と3つの花』。
"語り手"の周りに集まった人々が古代エジプトの話が聴きたい中世欧州がいい、いやモロッコだ、主人公は男だ女だと口々に言うものだから、3つの時代の3人の王子の物語が語られて、耳そばだてる私たちを古今東西の歴史と泉のように湧き出る想像力が織りなす別世界へといざなってくれる映画を上映します。
アリ・アスターが一晩で何度も観たという触れ込みを(あの人特殊だから…)と思っていたのに2回。というのも、この"集団"は軍事政権下チリに実在したコミューンがモデル。脳内グッチャグチャになる初回に対して、おぼろげながらグチャグチャの中に"現実の溶け残り"が見えちゃう2回目は別種のヤバみが。
パリの小さなアトリエで、絵は描けるけど物語が作れないイラストレーターの脳内にやんちゃな男子小学生のキャラが生まれたので、ストーリーならお手のものの親友作家と一緒になってその子の世界を拡張してみたら、フランス最高の児童書シリーズ「プチ・二コラ」が誕生してしまった映画を上映します。
寿司屋の出前バイトでパリ・オペラ座に入ったラッパー君が、そこの生徒に邪険にされておふざけオペラ口調でディスり返したら、先生にラップじゃなくオペラの才能を見出されてしまう映画を上映します。先生の手引きで未知の世界に飛び込むラッパー君、恥ずかしくて仲間にオペラ習ってること、言えない。
間もなく新年度ということで明日からRRRとエブエブを除いて上映作品ガラッと入れ替わります。絶対に願いたくない人間ティルダ・スウィントン(バスローブ姿)vs絶対に叶えたい魔人イドリス・エルバ(バスローブ姿)の映画や、漂着した島で豪華客船乗客と清掃員のヒエラルヒーが逆転する映画、始まります。
明日3/3(fri)からの上映作品と時間をご案内します。とても時間泥棒な上映ラインナップとなっています。『RRR』に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に『生きててごめんなさい』にチャップリン特集に…ぜんぶ観ていただきたい…