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マーク「ディオニュソスの秘儀の様子を描いた壁画だね。ポンペイのこの屋敷は貴族の邸宅だったんだ。自宅の壁にこんな綺麗な絵を描かせるなんて、当時のローマの繁栄ぶりを感じさせるよね」
瞳「儀式の様子?」
マーク「そうだね、酒神ディオニュソスを祀る儀式さ。快楽の都ポンペイらしい題材だね」
昨日4月15日は、ガイウス・マエケナスの誕生日。彼は前68年にエトルリア系の有力氏族の下に生まれた。初代ローマ皇帝アウグストゥスの友人であり、右腕の一人でもあり、政治をサポートした。文化保護にも積極的な人物で、「文化活動の支援」を意味するフランス語の「メセナ」は彼の名に由来している。
今日4月12日は古代ローマの豊穣の女神ケレスを祀った祝祭ケレアリアの日。この祝祭は前202年頃から行われるようになった。ローマ神話上のケレスのエピソードは、そのほとんどがギリシア神話のデメテルから転用したもので同一視されている。ケレスは豊穣神ゆえ、英語のシリアル(穀物)の語源となった。
今日4月10日は前191年にマグナ・マテルに神殿が捧げられた日。マグナ・マテルはローマ神話の女神で、フリギアの女神キュベレを原型にしている。キュベレは前205年頃にローマに導入された。画像はローマで発行されたキュベレのデナリウス銀貨。二頭のライオンに戦車を牽引させる姿が描かれている。
ちなみに紹介した銀貨の反対面にはユバ2世の肖像が描かれている。プリニウスはユバ2世が教養人だったと記録している。この銀貨は1907年にモロッコで行われた発掘で調査隊が発見した。当時のモロッコはフランス領だったため、本貨はフランス本土に渡ったが、その後英国に渡り、現在は私が所持している。
本貨にクレオパトラ・セレネの名が刻まれていることからユバ2世との政略婚は事実で、処刑を免れ生存していたことの裏付けにもなる。夫婦は二人の子をもうけたが、男児プトレマイオス・トロメウスはカリグラに処刑された。女児ドルシッラが血を繋いでいる可能性はあるが、記録がなく詳細は不明である。
マウレタニアで発行された銀貨。クレオパトラ・セレネの名が刻まれている。また、エジプトを象徴する2つのモティーフが表されている。古くからエジプトで崇拝されていた女神イシスの冠と女性神官の儀具シストルムが確認できる。エジプトの女王はイシスの化身であり、エジプト宗教の最高神祇官だった。
古代ギリシャナイト様の会話の中で登場する、軍神マルスがアルバ・ロンガ王国の王女レア・シルウィアと交わる話は、いわゆるローマ建国神話と呼ばれるもので、ローマが成立する過程を描いています。古代ローマ人自身、この神話に誇りを持っており、神話内の登場人物を描いた貨幣を度々発行しています。 https://t.co/FcoCxcRKFE
強風で髪の毛がたなびいているのが恰好好い。一瞬メドゥーサの蛇の髪の毛のようにも見えた。オーラのようなものがメラメラと湧き上がっている印象を受ける。正面顔の古代ギリシアコインは、古典期の作でヘルメスを表したものがある。また、ヘレニズム期のロードス島でもヘリオスを正面像で表している。
仕事で失敗し絶望する最中、偶然砂に埋れかけているスフィンクスを見つけたマリエット。試しに掘ると辺りから次々に像が出てきた。そして、その先には神殿が埋れていた。どん底から一点、成功者となったマリエット。彼の話を思い出す度、人はどんな危機も幸運に変える力を持っているのだと励まされる。