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タウルと申します。映画がたまらなく好きな映画アカウント。見た映画の感想なんかをつぶやいてます。
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新作ラッシュが始まるが、もし見てなくて近くの劇場でかかっていたら、先ずは『RRR』と『ケイコ 目を澄ませて』を見ることをお勧めします。映画表現の素晴らしさに覚醒される、そんな2本なように思う。

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『THE FIRST SLAM DUNK』鑑賞。原作未見だがバスケの試合は燃えるし劇場を意識した時間や音の演出に文字どおり息を呑む。話は喪失の痛みを繰り返し過ぎだしメンバー描写はダイジェスト的。だが構成や映画的な挑戦には拍手だし作者が大切にしてるものは感じとれた気はした。猛烈に原作世界が知りたい。

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『私の20世紀』配信で初鑑賞。イルディコー・エニェディ監督。何て素晴らしい長編デビュー。モノクロでスタンダードの映像、モノラルでアフレコっぽい音響で、19世紀から20世紀のまさに映画の誕生と発展の時代をポエティックに駆け巡る。双子の姉妹とある男との運命やサスペンスが軸にあり物語もいい。

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『RAW〜少女のめざめ〜』初鑑賞。U-NEXT。『TITANE/チタン』よりメタファーがアート的な青春ものかと思ったらデュクルノーの作家性を甘く見てた。いきなりのTITANE味から始まり寮のいじめ、姉との確執、そしてカニバリズムと描写がきつくて薄目になるのはこちらのほうが多かったくらい。高い完成度だ。

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『SING/シング:ネクストステージ』鑑賞。字幕版。THX。今回はドラマチックさは二の次に夢のショウへ向けご都合主義が気持のいいくらい突っ走る。圧巻のスペクタクルなライブがただただ楽しい。日本の子ども達が世界のステージを目指すといいな。音響もだが映像も凄いので大きくて明るいスクリーン推奨

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『最後の決闘裁判』鑑賞。リドリースコットが素晴らしい仕事ぶり。アフレックとデイモンとの共同で600年も前の話を羅生門も借りド直球に現代のテーマとして語り切る。その骨太で繊細な手腕を楽しむと同時に今も通じる社会である痛み。彼処で見てるのは自分であり、あの溜息を聞き取れているだろうか。

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『上海から来た女』初鑑賞。ファムファタールもの、ミステリー、ノワールなどのジャンルで片付けられない天才ウェルズの仕事ぶり。謎めくキャラ、二転三転する物語、凝ったショット、意味深な舞台、中国風味とその魅力に憑りつかれ有名な鏡部屋でついに打ち貫かれる。信じられない世界(映画)の醍醐味。

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新作、個性があって面白く語りがいのあるのが連続してて最高。冷房心地よいがウトウトしないようにどうぞ!

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『本気のしるし』コミック読了。星里もちる。こんな漫画に出会ったら一生忘れないだろう。完璧な掴みからどこに連れていかれるのか分からない堕ちていく恋愛劇。映画にはない辻の心の声と性描写もあって男の浅はかさはよりリアル。と同時に汚れた二人が流れ着く先には文学的な趣さえあった。

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『異端の鳥』鑑賞。原作未読。恐ろしい。それは内容の残酷さもだがホモサピエンスという動物の本性を淡々と叙述し自分の中にある人間の本質を突かれたような気さえするから。モノクロのシネスコも優雅さを拒否。暗黒の寓話をリアリティたっぷりにべっとりと見る者の心に塗り付ける。最高の映画体験だ。

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