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好書好日、10月の怪奇幻想時評では〝家族はおそろしい〟をテーマに以下の4冊を紹介しました。
・辻村深月『闇祓』(KADOKAWA)
・澤村伊智『邪教の子』(文藝春秋)
・宇佐美まこと『子供は怖い夢を見る』(KADOKAWA)
・遠藤正敬『犬神家の戸籍 「血」と「家」の近代日本』(青土社) https://t.co/VbREihWDSp
〈ホラーワールド渉猟〉5月の時評では都市が孕む怪奇と幻想をテーマに以下4冊を紹介しました。
■川奈まり子『東京をんな語り』(角川ホラー文庫)
■アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』(河出書房新社)
■アーサー・マッケン『恐怖』(創元推理文庫)
■藤井淑禎『乱歩とモダン東京』(筑摩書房) https://t.co/kNevJzOUJF
フォローしてくださる方が増えたので、あらためて。朝宮はホラー方面がほぼ専門の書評家・ライターです。
「好書好日」にて「朝宮運河のホラーワールド渉猟」連載中。記事はすべて無料で読めます。https://t.co/ipfpKurM9A
アンソロジー『家が呼ぶ 物件ホラー傑作選』(ちくま文庫)も好評発売中!
【新刊】発売一ヵ月前となったので告知します。
2月25日にアンソロジー『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』が刊行されます。
1993年の創刊以来日本のホラーシーンとともに歩んできた文庫レーベル、〈角川ホラー文庫〉。その莫大な遺産から8編を選りすぐった初の傑作選です。ご期待ください!
(承前)田中啓文さん『件 もの言う牛』書評より引用します。
「本書はそのメニューの中でも、ひときわ食べ応えのある濃厚こってり特盛りラーメンだ。太る心配はないので、どうかスープの最後の一滴まで味わっていただきたい」
著者久々の特濃の伝奇ホラー、堪能しました。
9年ぶりの復活を遂げた「異形コレクション」監修者・井上雅彦さんのインタビューはもう読まれましたか?
伝説のシリーズ「異形コレクション」の過去現在未来について詳しくうかがっております。ネタバレなしなので新刊未読の方も安心!(素敵な写真は斉藤順子さん撮影)
https://t.co/3JCVOMeFGZ
川奈まり子さんの「カイダン/実話探偵社」。
依頼人朝宮の出番は本日でひとまずおしまいです。
川奈探偵&リスナーの皆さま、20回にわたりおつき合いありがとうございました。
といっても、himalaya上でいつでも視聴可能ですので、まだの方はぜひ! https://t.co/Xwosbzajpg
(承前)
今月の怪奇幻想時評では、江戸川乱歩にまつわる4冊を紹介しました。
奈落一騎著、荒俣宏監修『江戸川乱歩語辞典』(誠文堂新光社)
山村正夫著、日下三蔵編『断頭台/疫病』(竹書房文庫)
牧原勝志企画・編『幻想と怪奇3』(新紀元社)
山下昇平、他『贄宴 山下昇平作品集』(二見書房)
【お仕事告知】
井上宮さん『ぞぞのむこ』(光文社文庫)の解説を執筆しました。
得体の知れない町〈漠市〉に足を踏み入れた人々が、さまざまま災厄に見舞われてゆく、グロテスクで幻想的なホラー短編集です。文庫版には掌編「ナメルギー反応」を追加収録。
“奇妙な町”テーマの物語が好きな方は必読!
(承前)『そこに無い家に呼ばれる』は、「幽霊屋敷」シリーズ全体を貫くメタな仕掛けたが炸裂!な一作ですが、加えて不条理感覚にみちた家の描写が出色。
『新耳袋』第四夜「山の牧場」の意味不明さ、ロバート・エイクマン「奥の部屋」の薄気味悪さに近い……といえばニュアンスが伝わるでしょうか。