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イヒヒ、アハハ……とにぎやかな引用は、ご存じ夢野久作「少女地獄」より「火星の女」の一節。
同作は小沼勝監督で映画化もされています。
https://t.co/A3mL8cOfAx
白日夢のようなロマンポルノで、佐井好子の主題歌が最高。
3月の怪奇幻想時評https://t.co/LruouiaHnQでは、以下4冊を取りあげております。
いざ、珍獣幻獣動物園へ!
小川洋子編『小川洋子と読む内田百閒アンソロジー』(ちくま文庫)
一條次郎『動物たちのまーまー』(新潮文庫)
上畠菜緖『しゃもぬまの島』(集英社)
田辺青蛙『人魚の石』(徳間文庫)
【こぼればなし】
「浮雲心霊奇譚」シリーズは、2作目の『妖刀の理』の時から著者インタビューを担当させてもらっています。
取材時期が例年1月初旬なので、年始のご挨拶をかねて神永学さんの仕事場にうかがうのがすっかり恒例行事化しているのでした(笑)。
V・ラヴァルの『ブラック・トムのバラード』。
「レッド・フックの恐怖」をアップデートした、という着想に目が行きがちだが、それだけじゃない。
なにより娯楽ホラー小説として優れているのだ。
巧みな語り口、緊密なプロット、適度な怪奇趣味とクトゥルー要素。面白さに鳥肌が立ちっぱなし!
この他にも文庫版選集がいろいろ出ています。
珠玉の心霊小説「木魂」や、破格のデビュー作「あやかしの鼓」が読める『死後の恋 夢野久作傑作選』(新潮文庫)。
「死後の恋」「氷の涯」という二大北方ロマンを収録する『少女地獄 夢野久作傑作集』(創元推理文庫)。
まずはこのあたりから。
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『ムー』とのコラボが話題の『怪と幽』2号。
原稿執筆時のBGMは四人囃子でした。
彼らはUFOロック史に燦然と輝く「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」が有名ですが、感涙のUMA頌歌「泳ぐなネッシー」(『ゴールデンピクニックス』収録)という曲もあって、昭和オカルト心満載のバンドなのですのよ。
【お仕事紹介】
『ダ・ヴィンチ』9月号が届きました。
今月は津原泰水さんにインタビュー。
話題作『ヒッキーヒッキーシェイク』(ハヤカワ文庫)についてお話をうかがいました。ぜひぜひご一読を。
小野不由美さんの新作『営繕かるかや怪異譚 その弐』(KADOKAWA)の特集頁にも寄稿しています。
今月の怪奇幻想時評https://t.co/OaBp4t9FoRでは、以下の4冊をとりあげました!
ジョン・メトカーフ『死者の饗宴』国書刊行会
ブライアン・ラムレイ『ネクロスコープ 死霊見師ハリー・キーオウ』創元推理文庫
岡本綺堂『玉藻の前』中公文庫
椿實『メーゾン・ベルビウ地帯 椿實初期作品』幻戯書房
『小説すばる』7月号が到着!
今月号は日本推理作家協会賞特集。
推協の新たな代表理事に就任した京極夏彦さんと、前代表理事・今野敏さんの対談が掲載されています。
原稿用紙約20枚におよぶロング対談で、推協と推協賞・乱歩賞の裏おもてがよーく分かります!
朝宮は取材執筆を担当しました。