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9章は今後のお話です
1960年代後半に天使の問いに立ち止まり90年代巨大な挫折に膝を折った男の子が今ついに歩み出すその世界とは如何なるものか
答えを言ってしまえばそれはただの現実なのですが
優しくはなく、だからといって厳しすぎもしない、そんな世界
私達はこれを「新世界」と名付けました
8章は天使の問いに対する回答編です
女の子いっぱいのハーレムで癒やされたり、時間ループを永遠に続けたり、物語から消えたりしていた男の子主人公に、ではどうすれば良かったのかという答が遂に与えられます
そういう作品がいくつかある
天使の問いから実に40年!
その答えは刊行予定の続刊で!
7章は日常系のお話です
女の子達が戯れる日常の続く優しい世界
この世界には男の子がいません
ハーレムモノから徐々に男の子が姿を消してこの形になったとも言えるのですが
男の子の視点で見て重要なのはここに倒すべき「竜」がいないことです
辛い競争社会に生きる私達にこの系は今も意味を持ちます
6章はいわゆるセカイ系のお話です
やはりエヴァの影響は巨大で00年代はその反動と格闘の歴史とも言えます
ループモノ、サバイバルモノ、バトルロワイヤルモノ、あえて悪を為す物語
今も人気を博するFateシリーズの原点の一つと言える仮面ライダー龍騎はその要素の多くを含みこの章の代表作と言えます
5章は美少女ハーレムモノのお話です
巨大な挫折に世界を救うことを諦めた男の子はたくさんの女の子に囲まれてひたすらに癒やされる道を取ります
しかし主人公にとって嫌なことが起こらないその世界は「自意識の檻」或いは人類補完計画完成後の世界と言うことも可能です
その歪さは次の物語を生みます
4章はセーラームーンに代表される魔法少女の物語の軌跡です
男の子がガンダムからエヴァに至る巨大な挫折に膝をつく傍らで女の子達は華やかに魔法少女として戦い続けていました
魔法少女の源流はシンデレラ、ここから近年のアイドルグループモノへ至る大きな流れにも作家達の試行錯誤の歴史があります
3章以降は天使の問いに答えきれなかった男の子主人公の苦闘の旅路です
3章はガンダムからエヴァに至るロボットアニメのお話
これは男の子の挫折の物語と言い換えても良い
天使の問い「人類こそが悪ではないか?」と言う問いに常に真摯に向き合っていたのはガンダムを作った富野監督であったのです
2章は1960年代後半サイボーグ009の頃にいきなり男の子が壁にぶち当たる話です
「竜」である悪役は即座にインフレしていき最上位の天使になってしまいます
その天使から突きつけられる問い
「そもそも悪はお前自身ではないか?」「人類こそが悪ではないか?」
男の子(主人公)はこれに答えられるのか?
今回出る本は全9章のウチ1章と2章
1章は前提、そもそも男の子の物語の基本型は「竜を倒してお姫様をゲットする」というドラクエ1みたいな話です、と言う確認ですね
「竜」というのは悪役とか達成すべき目標のこと
ドラクエなら竜王や魔王になるし、スポーツものなら「全国優勝」とかになります