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冷淡にけれど怒りを滲ませた言葉、あるるの視線が上に向かう。その場には青筋を立てた蛇ノ目先生が居た。
「…つまんないなの。」 教科書の数式をペン先のシャー芯が塗り潰して、暇を潰すように先生の声をBGMに空白のノートに絵を描く。 並ぶのは稚拙だけれど可愛らしい、お姫様とお城の絵。上機嫌のあるるに上から冷たい冷たい言葉が降り注いだ。
「私は…」
「ほら、夜ご飯の時間だから早く行かないと〜。また後で話すね♡」
首元あたりから、丸を切り離す様に。 手元の丸いクッキーをのあの口に入れて、彼女は笑う。釣られるようにのあもその微笑みを深めた。
顔を赤くしつつもサンタさんに感謝をするアイ、少し離れたところでファクティスが親指を立てている見たいだ。
「はぁ〜?レディにそんな事言うとか信じらんない!お前モテないでしょ〜?」 ケーキを口に運びつつ悠を睨み付ける咲。 「少なくともキミよりはモテてると思うよ?」
「要らないとは言ってないけどなあ」 睦は呑気に呟いてクリスマスだと言うのに似合わぬ何処か不気味なお面を着けた。
「うん、可愛い!」
「かわいい〜!」