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最近毎晩、鏡の前で誰かと話す夢を見る 内容は思い出せない ただ最初は心地よかった目覚めが、ここ数日は汗だくで 気づくとまた鏡の前 ああ思い出した!思い出した! 彼女に連れていかれる!はやく覚めてっさめて 「今日はもう帰してあげないの 大丈夫 すぐ他の方たちも連れてきてさしあげるわ」
ある日レイシフトから戻ると カルデアの様子がおかしかった 職員、サーヴァントたち なにもかも 信じられるのは連れていた五騎のみ マイルームで微笑むマシュの姿をした お前は、お前は、お前は 誰だ? 【亜種特異点 カルデア】 「…先輩、私たち もうレイシフトしなくていいんです 二度と」
… マスター及びデミサーヴァント 〇〇ガスにより制圧 外傷なし 動力システム破壊 サーヴァント反応ゼロ これより捕獲に ジャーッ パキパキ 巨大な魔力反応!馬鹿な! 「よくも私の王子さまとお姫さまを…」 藪を突いて蛇どころか、地獄の門を開けたらしい 「あああ! い あ! い あ!」
「結局今年もアビゲイルが来ないままバレンタイン終わっちゃったなー」 パッ 「あれ…チョコ交換って今日の12時までのはずなのに 画面バグっ て ボタッ ボタッ 「こんにちは 私は未来のあなたのアビゲイル 可愛そうな座…マスターのためにチョコを差し上げにきたの さあ!さあ!さあ!さあ!」
人理修復開始後まもなく、マスターが熱を出した 幸い一週間で回復したが、奇妙なことを語った 高熱の白昼夢の中 毎日見知らぬ少女が来てこう言ったという 「こんにちは 私の座長さん 今はまだ連れていけないわ だから 私はずっとあの暗い家で待っています 今度こそ この手をとってくださいな?」
「えっ なんかサムライいるんだけど」 「コスプレ?おもろ」 「写真撮るわ あれ…うつらん…」 「は?近づいてきてない?こわ」 「つか刀もってんじゃん!」 「やばくない?次で降りよ ガッ 「なにっ!なにやめてよ!はなして!!」 「何すんだよお前やめろやめろ! タイトル『カップル天誅剣』
あるカルデア職員の独白(録音) 「ザザッ…くそっ大変なことになった! フジマルがアビゲイルってのにご執心だったのはしってた だからってまさかあんな触媒…めちゃくちゃだ! おかげで奴は来た 来ちまった ただ あいつはサーヴァントじゃなかった あいつは 本物の セイレムの魔女だ」
「くそっ また最低保証かよ!ほんとゴミガチャ 何十連引いてるとおもってんだよ ドブすぎ ったく 枠埋まっちまったから売らねぇと しかしこいつら嫌な目つきだ… 今月あと何万入れ り ドサッ 「…え…? 何… なんで…ねて…たおれ…」 「こんなものでも スマホとやらがあれば主気取りか」
正月起きたら買ってないはずのおせちがあった さっそく食べるとこりゃおいしい しかし 前のやつらがピーチクパーチクうるさいなあ こんな奴らいたか? まあいいか もぐもぐ 「ほんとうは 机の上にのるなんて下品なことは したくないんでちが」 はへ? ほへのひは ほほひっは ??
フジマルリツカが失踪してひと月 マイルームへ続く廊下に写真立てがあった なるほど、親兄弟と離れ離れになったことを悲しんで サーヴァントと家族写真を撮っていたようだ だがどこか違和感があるような… そもそもこのカルデアに フォ ー リ ナー は 「あなたって 本当に悪い人だわ 」