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【肆】1229話目 守火
男鹿の島に泊まった夜、守火という物が海面を飛行するのを見た。海で死んだ者の魂だという。亡霊火という物が北の海原に多い
菅江真澄『粉本稿』
ノヂゥタカルカムイ
芦別の溝尾タカ嫗の憑神で『星の夢』という変わった名前をしている。タカ嫗はハル嫗から貰った隕石を持っており、よく予言をした。疱瘡で病死した子供の霊が憑いてからは予知能力が更に高まり、依頼主の前に座って目を閉じると、瞼の裏で星が瞬き御告げしたという
#アイヌ妖怪メモ
トゥスニンゲ
アイヌ語で『魔術を使って姿を消す者』
黒褐色リス(知里解釈ではエゾリス)を表す言葉で、アイオイナ神が使い古して捨てたサンダルが化した物とされている。危険な魔女であり、自分の下を通る人に唾を吐きかけ病死させる。治療法は無い
#アイヌ妖怪メモ
ニオケウシ
アイヌ語で『死人が付いた木』を意味する。落下死、倒木による圧死者が出た木は忌まれており、放置すると危険なので切り倒した後に木っ端微塵にして風に撒く。ただし、余りにも巨木で不可能な場合は、処理せず目印を付けて近寄らないようにする
#アイヌ妖怪メモ
前から気になってた狐系オンリーイベント『吼噦之宴』さんに申し込み完了。蒐異シリーズでアグリコちゃんとか七色狐、迷医狐を知らしめたいね🦊
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#吼噦之宴
ケタイモシカムイ(絵 https://t.co/zq7MOWGrgJ)
疱瘡神パコルカムイに対抗するためにエルムンプ(蟹座中央)が変貌した星のカムイ。
『星が呪術に入る神』という名が通りトゥスクルと関係が深く、北海道中北部の術者達は右手に蓬を握り、M44星団を凝視する事でトランス状態になる
#アイヌ妖怪メモ