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【絵俳句】見るつまり目玉はたらく蝶の昼/岡田一実(『記憶における沼とその他の在処』青磁社、2018年)
【絵短歌】二度三度嚙みついているおにぎりのなかなか中身の具が出てこない/穂村弘(『水中翼船炎上中』)
【絵短歌】曲がっても曲がっても曲がっても曲がっても眩しい夕陽が正面にある/穂村弘(『水中翼船炎上中』)
【絵短歌】「入れて良いもの」と「入れてはならぬもの」全ての棚を分けながら行く/田口綾子(『かざぐるま』)
【絵短歌】かみぶくろに時計をしまひされどまだ失ふものがあるといふこと/田口綾子(『かざぐるま』)
【絵短歌】遠く住むひとの電話はいちにちぢゆう雨だつたねと言ふ(わたくしに)/田口綾子(『かざぐるま』)
【絵短歌】すきなひとがいつでも怖い どの角を曲がってもチキンライスのにおい/田口綾子(歌集『かざぐるま』)
【絵川柳】本当の事書いてある手紙読む/竹井紫乙
【絵短歌】ねむいよう紙の溢れた抽斗にきみの手紙が紛れ込んでいた/加藤治郎(歌集 噴水塔)
【絵短歌】思いがけないところに傷のあることを ぼくはレモンのように黙った/加藤治郎(歌集 雨の日の回顧展)