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相方のイラストレーター猫町縞@Katzenauge2とコンビを組んで小説を書いてます。
剣と魔法で愛を語る「世界樹の詩」
美しき女術師と妖獣の愛を描く「美女と野獣の千一夜」
不遇の中年剣士と幼女の愛を紡ぐ「ユーカラ」
老境の術士が貫く愛を詠う「あかつきばかり」
などが代表作です。
#一次創作幻想祭
いまのところ単話最長は57,000字のこちら。
分割連載しているものなら、もっと長いのもありますが。
落花の断
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回裏で打順がまわってきてしまった七番、加賀知。
#この人物が背負う最大の裏切り は、人を殺すことも自分が死ぬのも何とも思っていないように見せかけて、誰も殺したくなんかないし、心底、死にたくなかったこと。
保身でも自己防衛でもなく、それをまるっと心の奥底に沈めてしまえたことが彼の不幸。
同じく本編人物な六番、愛佳。
#この人物が背負う最大の裏切り は、本来は誰のものにもなってはならぬ〈世界樹〉の一分体でありながら、由良、ひいては〈ツクヨミ〉神族の女王となったこと。
彼女は滅びた一族の再興を担うことになりますが、それ自体が本来は重大なルール違反でもあります。
ついでの四番、雪弥。
#この人物が背負う最大の裏切り ですか。
おのれの欲望以外、目を向けることをしてこなかった彼が、ただひとりに執着した瞬間が自身に対する裏切りだったんじゃないかと。
かくして神にも匹敵する忌み子は翼を失くして地に堕ち、報いを受けた、と。そのような末路と相成ります。
我様つながりで三番、亜嶺須。
#この人物が背負う最大の裏切り ねぇ。
割と本気で雷閃のことは親友だと思ってたところじゃないかな。
無二の片腕とまで思っていながら相手を生き地獄に叩きこむわ、治世の尻拭いを丸投げするわ。
友と感じてること自体が裏切りなこの方、遺体は片腕だけ残ってました。
嫁が出たから二番、主我。
#この人物が背負う最大の裏切り は、生まれながらの生け贄でありながら、その立場を踏み躙り、自身を生け贄として捧げようとしたすべての者を皆殺しにしたということ。
彼は、それを裏切りだとも感じてませんが。
誰かの死を望む者は自らも死を望まれねばならぬ。
それだけ。
2回の裏、続きまして先頭打者は翡晶。
#この人物が背負う最大の裏切り は、男として生きると決めた過去の自身を捨てたこと。
男として研いだ刃のような情熱は、永劫の時を経るには重すぎた模様。
彼女に残ったのは“誰かが望むものでいる”ことだけ。
それすら擦り切れたとき、彼女の我は消失します。
オマケのカーシャ。
#この人物が背負う最大の裏切り は中身が男の子なのに外見は女の子な件ではなく、実は顎人はクマじゃないと“当時からきちんと理解していた”点ですね。
かなり怪しい面もあるのですが、カーシャは顎人を人間だと理解していたし、それでいておかしい=〈転成者〉とも察していました。
迂闊に克己を入れたので補欠な騰蛇ですが。
#この人物が背負う最大の裏切り は、かつては女性体がメインであり、男性体を主においた今となっても実感として男性性が何であるか(どういったものか)、よく理解していない点に尽きるかと。
これまで書いた話でも押せ押せに見えて、実はよくわかってません。