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港は、人生の闘いに疲れ倦んだ魂にとって、魅力ある休息所である。空の無窮、雲の移動し行く建築、海の移り変る色彩、灯台の灯の燦き、それらは、飽くことなく眼を愉しませるために、巧妙にしつらえられたプリズムである。
──ボードレール「港」(福永武彦 訳)
©Jamie Wyeth "Lighthouse" 1993
おぼえがき。
絵も、切り取り方で印象が変わるなあ…など思う。
Alan Stephens Foster「The Fall」
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ローラよ さびしくなかったの
さあ 私に接吻なさい
私の傷はどうでもよい
抱いて接吻して 吸ひなさい
鬼の果物 搾り汁
鬼の果物 鬼の汁
私を食べて吸ひなさい
私をたんと食べなさい
──クリスチナ・ロセッティ「お化け商人」(入江直祐 訳)
エルンスト・クライドルフ
Ernst Kreidolf (1863-1956)
スイスの絵本画家。過労のため体をこわし、療養のためアルプスのふもとパルテンキルヘンに住んでいたとき、花々を主人公にした詩と絵が心に浮かんだという。
自然を見つめる眼差しから生まれた花の妖精たち。
アーサー・ラッカム
Arthur Rackham (1867-1939)
From A Midsummer Night's Dream, 1908
(邦訳『真夏の夜の夢』新書館)
アーサー・ラッカム
Arthur Rackham (1867-1939)
英国挿絵黄金時代の代表的画家。紙のあたたかみを感じさせる味わい深い描線と、そこからにじみ出てきたような繊細で淡い色彩。 彼の描いた妖精たちは「ラッカメア・フェアリー」と呼ばれ親しまれた。
From Peter Pan in Kensington Gardens, 1906