//=time() ?>
今年は、個人的にひどく苦しい時期があり、フォロイー・フォロワーの皆さまに助けられました。ありがとうございます。
来年は、自分の心を救うささやかなものを、ひとつひとつ、大切にしていきたいと思います。
皆さま、よいお年をお迎えください。
絵:エルンスト・クライドルフ『ふゆのはなし』
港は、人生の闘いに疲れ倦んだ魂にとって、魅力ある休息所である。空の無窮、雲の移動し行く建築、海の移り変る色彩、灯台の灯の燦き、それらは、飽くことなく眼を愉しませるために、巧妙にしつらえられたプリズムである。
──ボードレール「港」(福永武彦 訳)
©Jamie Wyeth "Lighthouse" 1993
おぼえがき。
絵も、切り取り方で印象が変わるなあ…など思う。
Alan Stephens Foster「The Fall」
https://t.co/b82ABM3ykN
ローラよ さびしくなかったの
さあ 私に接吻なさい
私の傷はどうでもよい
抱いて接吻して 吸ひなさい
鬼の果物 搾り汁
鬼の果物 鬼の汁
私を食べて吸ひなさい
私をたんと食べなさい
──クリスチナ・ロセッティ「お化け商人」(入江直祐 訳)
#コロナばっかりで気が滅入るから好きな美術品を共有しようぜ
毎日蝶がとんでいる。
窓硝子の花模様をかきむしっては
あなたの胸の上にひろがる
パラソルへあつまってゆく。
──左川ちか「雪の日」
art: ©Maggie Taylor
エルンスト・クライドルフ
Ernst Kreidolf (1863-1956)
スイスの絵本画家。過労のため体をこわし、療養のためアルプスのふもとパルテンキルヘンに住んでいたとき、花々を主人公にした詩と絵が心に浮かんだという。
自然を見つめる眼差しから生まれた花の妖精たち。