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23帖・初音【明石の君】
年月を
松に引かれて
経る人に
けふうぐいすの
初音きかせよ
51帖・浮舟【浮舟】
たちばなの
小島の色は
変はらじを
この浮き船ぞ
ゆくへ知られぬ
紫式部「源氏物語」
作中歌であることに改め驚く
阿刀田高さんが好きだ。
短編小説など珠玉の宝庫だが、幅広い分野で記されるガイドもよい。大作・巨匠に取り組む前、入門書としても好適だろう。実に分かりやすく、ユーモアセンスも抜群。何も初めから原典と格闘しなくて良い、先ずその世界に入ってみたら?
それにしても氏の博覧強記には感嘆する。