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夜明けを迎えて、夕暮れになるまでに
私はどこから来て、どこまで歩いていけるだろう。
窮屈な髪紐を解いて、空を見上げても、
髪を縛り直して、地平を見下ろしても、
私に分かるのはいつだって、歩いてきた緑の大地の感触だけ。
目的地は無くても、今を生きていることだけは分かるんだ。
#うちの子
「ネグライ?珍しいわね」
……何がですか?アライスさん。
「髪を編み直してるところ、初めて見た」
……ぼやぼやしてるからですよ。
「何よ、それ」
貴方たちが不安も忘れるくらい浮かれてるせいです。
締め直しですよ。
「ふうん……」
夕暮れは昼夜の境界線。不安を忘れないでください。
#うちの子
アリッさん。
「何?ソウコバン」
晴れてきたスよ。
「あ、ほんとだ」
このまま晴れるといいスね。
「そう上手く行く?」
こんだけ晴れてきたら多分大丈夫スよ。
夜明けが待ち遠しいス。いや……
「んー?」
星空もいいスね。
「珍しく機嫌いいね」
そッスね。いいスよ。気分。
#うちの子