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ひだり手枕さん『ぷしゅけ (手枕堂)』 拝読しました! 連綿とつづく詩句に苦しさは一切なく、心地よく誘導されてゆく感覚を覚えました。循環呼吸のような不思議な作品。ぜひ体感してほしいです。 https://t.co/RryLEbBZAE https://t.co/6JwMaqSrme
はじめから甘くするのがポイントでキミにとろんとたまに春菊 絵・田中パンダ #楽詩
枝 先に 僅かに 残る花と 一葉の思い 指先につたう 夜露の重み 朝日浴び 綻びる 蕾と * 絵・甲斐千鶴 #楽詩 #三角定規詩
朗朗と季節は詠えても、この想いはどうにも声になりません。池に降る淡雪のように吐息の中に沈んでしまうのです。かじかむ指を言い訳にしてまだ弾かずにいますから、どうかその言葉を、あなたから聞かせてはくれませんか。 絵:甲斐千鶴 #楽詩 (2/2)
猫ならば会いにゆくのは容易い 塀を伝って、屋根から屋根へと あなたに会いにゆける 想いを奏でるのは容易い 弦を弾く指は迷わずに 心を伝って、次から次へと あなたを追いかけてゆける けれどもわたくしは あなたを前にして 猫のように 琵琶のように きっと素直には なれない 絵:甲斐千鶴 #楽詩
寝間の朝陽はあなたの眼差し 愛おしき空の広さはあなたの背中 ろうそくの花を散らして数える月日 ねんねんころりと 幾つも夜を寝かしつけ 露(ろ)に耐えかねて花も泣く朝 ねえ、あなた いまは何を思っているの 蝋梅の蕾を三つ見つけて尋ねる 絵:甲斐千鶴 #楽詩