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太陽の国に黒獅子の国の軍が攻め込みます。
ほうぼうに火の手があがり、人々が逃げ惑いました。
多くの民が犠牲となり、多くの騎士が国に殉じました。
カタリーナは辿り着いた隣国、黒獅子の国で新たに騎士となりました。
そして彼女の圧倒的な力で以て、瞬く間に軍団長の地位へと上り詰めます。
しかし喜んだのも束の間。
黒獅子の国と太陽の国が、戦争をはじめてしまったのです。
二人は太陽の国によく仕えましたが、
カタリーナは国の腐敗に義憤し、離反する決意を固めます。
親友のマリアヴェーラにも共に国を出るよう促しますが、
友は頑なに首を縦に振る事はありません。
二人は互いの理想の為、袂を分つこととなりました。
昔々、太陽の国と呼ばれる地に、最強と名高い二人の騎士がおりました。
高潔で忠義に厚い騎士マリアヴェーラ・イル・ソーレ。
正義を貫く誇り高い騎士カタリーナ・レオパルド。
二人は生まれた時から共に育った、無二の親友でした。