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「………彼女がドン引きして部屋に閉じこもらないことを祈るばかりですね」
(っていうかスル―してましたけど、あの人まで手作りって正気ですか。さすがに彼女が不憫なんですけど。…レイン先輩の秘蔵のおやつと入れ替えときますか)(ビショップ)
「…………ルークのはちょっと問題な気もするけど。短いからこそ伝わるっていうのはあるよね。俺はつい色々言いたくなっちゃうから……今回はストレートに伝えることにするよ。……うん、よし。これでいいかな。さっそく色々準備しなきゃ」(???)
「はは、相変わらず素直じゃないですねー。それじゃ、ボクはこれです。彼女からのチョコレートはとても美味しかったですし、それなりの御礼はしないとね。…意地を張っていても年頃の女の子ですから、可愛い物や甘い物は喜ぶと思いますよー」(ルーク)
「意味がわかりません。ぼくには関係ないですし必要ないですお断りします。…………はあ、ふたりして笑顔で睨むのやめてくれませんか。まったく……わかりましたよ、じゃ、ぼくのプレゼントに沿えるメッセージカードはこれで」(ビショップ)
「メッセージカードでも入れたらいいんじゃないですかー?ボクの感覚だとバレンタイン自体、男女関係なく親愛の言葉を贈る日ですしー……あ、ビショップくん。逃げちゃダメですよー。参考に君のメッセージ例でも披露してってくださいー」(ルーク)
「そっか……ふたりとも、手作りなんだね。気持ちが伝わりやすいし、俺もそうしようかな。それから花束を用意して、部屋の内装も豪華なものに変えて……あとはなにより、俺の気持ちをまっすぐに伝えることが大事だよね」(???)
「また余計なことを……。さすがに何も返さないわけにはいきませんから。社交辞令ですよ。ぼくも彼女も……ね。先輩だって特別なお菓子を用意してるんでしょ。それと同じです。変な勘繰りはよしてください」(ビショップ)
「おやー、ビショップくん。上司の質問に答えないで下がろうとするなんて感心しませんねー。そんな子に育てた覚えはないんですけどー。というか、君は彼女へのお返しに何か手作りを用意してるんじゃないんですかー?」(ルーク)
「そもそも彼女はそんな深く考えてあなたに渡してない気がしますけど。……いーえ、なんでもありません。キラキラした目で見ないでください。では、ぼくは仕事があるんで失礼します」(ビショップ)
「ホワイトデーって難しいよね。だって、どんなものでも彼女にもらった時の感動を上回れる気がしないんだ。クッキーとかマシュマロとか、喜んでもらえるとは思うけど……もっと俺の気持ちが伝わるものを返したい。ねえ、何がいいと思う?」(???)