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時間の範囲を更に広げると、混ざりあいは更に顕著である。時期・地方毎の新たな誕生まで加えると尚の事。
結局、歴史というのは人間の移動・生きてきた道の話になる。人間の移動・生涯というのが、今日も。まざって、まざっていく結果である以上、こういった像が出るのも、自然といえば自然であろう。
一方。地図にもみえる通り、似た時期に。現朝鮮半島南部の新羅 (BC57~AD935)も、約1000年に渡る存在の果てに。面白くも、高句麗継承意識を有した渤海 (AD698~926)が滅亡する寸前でもある時期に。同じく、高句麗を継承するという意識で浮上する「高麗」(AD918~1392)にすり替わる。(右絵:高麗の国旗)
渤海は、一時期唐に侵攻するなど、「海東の盛国」と呼ばれるほど豊かな国であったという認識があり。参考資料として右の服装の方の再現例も貼っておこう。https://t.co/zIGHKb5GES
ある意味つい100年も前に存在していて、300年近くも存続していた分。今「中国の文化」とみられるものの多くが実はこの北の民族由来のものが多かったりする。先ほどのチーパオを含め、カンフー映画にでる髪型もまた。
例えば。以下が高麗の第31代王の恭愍 (1330~1374) と妃であるモンゴル皇家の宝塔失里(ブッダシュリ)。仲がかなりよかったらしく、一緒に埋蔵された王陵も一緒に添付。
それで、今に戻ってきて。トルコ共和国 (1923年~)は、突厥(Göktürk Khaganate: AD 552-745年)を名前に入れた人工衛星を打ち上げるほど、こちらの歴史も大事にしているのが伝わる。
つまり、平たく言うと。古代ローマ帝国(27 BC – 476 AD)の再現を目指して。1957年、共通の歴史を持つものたち同士、また集まって頑張ろうぜ、という話から出発したのが、欧州連合になる。(左:ローマ帝国全盛期の領土。右:現在会員国)