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常識のない喫茶店/僕のマリ
本書で書かれている喫茶店は他の喫茶店とは違う。
接客業はお客様のためにあるもの。
そういうものだと思っていたけど、この本を読んでその考えが変わった。
店員も人。
理不尽なことをされたら、我慢するのではなく抵抗してもいいのだと教えてくれた。
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給食アンサンブル/如月かずさ
6人の中学生たちが悩み、それぞれが給食をきっかけに変わっていく。
学生の頃、当たり前に食べていた給食。
それはなんでもないように見えて、人によって特別なメニューだったりする。
それぞれの視点で描かれており、等身大の彼ら彼女らの悩みにふれた。
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銀獣の集い/廣嶋玲子
「銀獣の集い」「咎人の灯台」「茨館の子供達」の3編が収録されてあり、どのお話も少しゾクッとする。
中でも表題作にもなっている「銀獣の集い」が面白く感じた。
持ち主の心によって育つ姿が変わる銀獣の卵。
もし自分が手に入れたら、どんな姿になるのか見てみたい。
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しかくいののじかん/パメラ・ポール
本を読んでいると、飼っている猫がそばにくると思う人が多いのではないだろうか。
集中したいのになんで邪魔をしてくるのだろうかと思うこともあると思う。
けれど猫は猫の理由がある。
もしかしたら、飼っている猫も考えてそばにきているのかもしれない。
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おおきいかさ/エイミー・ジューン・ベイツ
たった一つしかない大きな傘。
一つしかなくても大丈夫。
雨に濡れて困っている人や動物を優しく包み込んでくれるから。
どんなときだって、あなたの居場所があるって教えてくれる。
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ユア・プレゼント/青山美智子
『マイ・プレゼント』と対になる『ユア・プレゼント』。
青山さんの言葉とU-kuさんの絵が本当に素敵だ。
48編あり、そのときそのときの気持ちによって、しみる言葉と絵が違って読む楽しさがある。
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日向丘中学校カウンセラー室/まはら三桃
日向丘中学校のカウンセラー室で勤める谷川綾。
そこに訪れる中学生の相談・悩みを聞いている。
友達が急に怒り出したこと、クラスでなじめないことなど綾は中学生から言葉を引き出していく。
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財布は踊る/原田ひ香
財布にまつわる連作短編。
葉月みづほは節約をして、夢であったルイ・ヴィトンの財布を手に入れる。
だが、夫のリボ払いでの借金があることが分かり、手放すことになる。
手放したヴィトンの財布を持つ人のところへ行くたびにお金にまつわる問題に衝突していく。
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わたし、ぜんぜんかわいくない/クロード・K・デュボア
自分に自信を持てない人はいる。
あの子のように可愛ければ、性格が良ければ自分の周りに人が寄ってくるのではと考えたことがあるのではないだろうか。
自分のことを好きになるきっかけを与えてくれる。
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夏の体温/瀬尾まいこ
友情をテーマにした3つの短編小説。
小学生や大学生、中学生とそれぞれの視点から友情について描かれている。
人と人との出会いは一期一会だ。
自分に影響を与えてくれる人と出会えるかは奇跡に近いと思う。
そんな相手と出会えたらいいなと温かい気持ちになった。
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