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ダーティ工藤さんのイラストまとめ


監督・緊縛師・映画研究者。映画『縄文式』『AYAKOの退院』『石井輝男映画魂』『東陽片岡のルサンチマン』『にっぽりにっき』『懸想』等。著書「光と影 映画監督工藤栄一」「新東宝1947-1961」「大俳優丹波哲郎/ハードカバー版&文庫版」がワイズ出版から発売中!現在、新作映画『寂寞(せきばく)』を編集中!

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『爪をとぐ女猫』(60・アンリ・ドコアン)は前作のヒットを受けて急遽製作された続篇。前作で裏切者として機関銃で射殺されたはずのフランソワーズ・アルヌールは実は独軍によって救われ逆スパイとして洗脳される。続篇らしく無理な展開の凡作ながら洗脳シーンは『セコンド』を先取りした秀逸さ。

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『ギルダ』(46・C・ヴィダー)は、R・ヘイワースの名を伝説的にした代表作。ストーリーは少々混み入っているものの彼女が長い手袋を脱ぎながらセクシーに歌う(アニタ・エリスの吹き替え)シーンがあまりにも有名。『カサブランカ』を意識したプロットでG・フォードの役は当初ボギーにオファー。

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『愛の贈物』(58・J・ネグレスコ)は、『センチメンタル・ジャーニー』(46・W・ラング)のリメイク。D・デイの同名歌唱曲(本編はインストルメンタルのみ)で知られる原典だが、本作ではV・ダモンの「愛の贈物」に差し替えられた。内容も現代風にアレンジされて幽玄な味わいが消えた失敗作。

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