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自分の詩集「恋火」を読み返した。
言葉の並び方が稚拙であるが、僕が最も鬱屈としていた日々が顕現している
その真っ赤な炎が無ければ、詩作に身を投じようとはしなかっただろう
文字の美しさに魅了された少年が、刃物でカーテンを切り裂いて夕焼けの赤さを知った。それが、恋に似ていたのだろう
憔悴した先に
視界に広がった花畑
死ぬ気がないのなら
詩を紡ぎなさい
師が僕にそう告げた
四肢を奪われた
獅子の言の葉は
深海に
沈んだ
真珠となった
静々と綴られてきた
真実の語り部となって
舌先に甘さを残す
新生『裏路地ドクソ』
しかと目に焼き付けよ
#退廃的詩人
詩集 『恋火』の表紙になります
イラストは「さち」さんに委託しました
発行日は4月30日になる予定です(前後はあるかと思いますがご了承下さい)
本が届き次第、BOOTHというサービスを利用して通販しようと思います
あなたのお気に入りの詩が、一つでも見つかりますように