古舘マヒル@読書好きな人たちへの備忘録!さんのプロフィール画像

古舘マヒル@読書好きな人たちへの備忘録!さんのイラストまとめ


読書と旅と音楽が好きです。花咲かじいさんのワンコのようになって、オモシロイこと、タノシイこと、ワクワクすること、をガサゴソ掘り起こしていきたいなぁ〜!! 📕好きな作家:アーヴィング/クンデラ/フォークナー/村上春樹 📗最近ハマった作家:伊坂幸太郎/森見登美彦/辻村深月/原田マハ/小川洋子/小川糸
ameblo.jp/f-mahiru/

フォロー数:614 フォロワー数:780

さて、無料期間もあと少しですが、最後に僕がこの小説で助言的な事を言わせて頂くなら、「とにかく前半部分は我慢!?して読んでください!」という事ですね。正直なところ、序盤は特に、展開の粗さやリズムの悪さのようなものも散見されます。でもまたこの前半部がものすごく大切な事も確かなんです。

0 3

結局この小説はどんなんだというご質問があったとして、僕はこの作品を「ヒーロー小説です」と答えます。ただ僕の思うヒーロー像というのは本当にカッコ悪い人達なんです。疎まれ、弾かれ、それでも逞しく生きる人間が僕の中でのヒーローです。これはそんな人達を描いた一つの英雄譚だと思っています。

0 6

今回お爺ちゃんの結末をどうするか、というのは色々考えさせられました。というのも、このパーキンソン病という病は本当に厄介で、あまり楽観的な結末を望む事はなかなか難しい病気でもあるからです。でも少しでも希望がほしかったんですよね。本作では僕なりの「救いの落とし所」をつけたつもりです。

0 3

小説を読んだ方はひょっとしたら序盤、もっさりした印象を受けるかもしれません。でも、できれば我慢して最後まで読んでほしいなと思います。序盤は章も小刻みで緩やかな展開が続きます。最初はヨタヨタ、そして少しずつ小走りに、最後に突っ走る構成です。それは彼女達の「歩み」でもあるんですよね。

0 4

小説は三本の主軸線で構成されているのですが、そのうちの一つに、主人公の失踪した母親を探すため、「アルパッカ劇団」という謎の着ぐるみ集団を探索する、という話があります。アルパッカたちは頑なに自分たちの素性を明かさない集団なのですが、そんな彼らの行う舞台は荒唐無稽なものばかり…。

0 5

左の写真は僕がイラストレーターさんにイラストを作成して頂く際に提出した、PCで作ったラフ画です。そして、右のがイラストレーターさんが作ったもの。小説を書いている時から絵のイメージはあったので、とにかく事細かく指示を送らせて頂きました。彼女たちに関しては、とにかくおバカっぽく…と!

0 6

僕の祖母は本当に面白い人でした。戦後の貧しい中をたくましく生き抜いてきた人で、江戸っ子気質で情が深く、でも常に歯に衣着せぬ言い回しで、そのため敵を作る事もまた多く……でも、そんな気難し屋の祖母も、生涯のうち僕と弟の孫二人を怒るような事は一切なく常に深い愛情をかけてくれる人でした。

1 10

もう…何というか…現在トップに貼り付けている小説の宣伝ツイートをリツイートして頂いた方に、心より感謝申し上げます。もちろん普段のリツイートだって有り難い事ですが…でも、こういう個人の宣伝ツイートをリツイートするのは少なからず勇気のいる事でもありますからね。ほんと、心より感謝です!

0 8

僕は周囲や社会から孤立している人達に何とも言えない愛おしさを感じます。僕はクラスの人気者よりも、教室の片隅にいてそれでも自分の信念を貫いている人が好きなんですよね。今後も何かものを書く機会があるのであれば、主人公はそういった魅力一杯の「弾かれた人たち」である事は間違いありません。

0 10

僕の祖父はパーキンソン病だったと前に書いたと思いますが、より正確にいうならばレビー小体型認知症によるパーキンソン症状という事になります。つまりこれは「幻覚を見る」病気でもあるのですね。祖父も頻繁に幻覚を見ていました。そして祖父の場合は戦争体験の記憶からくる残酷な幻覚ばかりでした。

0 9