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まだ始まっておらず色々と分からないことが多い極光のアスラウグだが、一つだけわかってることがある
たぶんこの大男(旦那)、生前嫁に尻に敷かれてた
あの頃は良かった……サルの家には暖かい母、頑張り屋な弟、家出してまで追っかけてきてくれた嫁、新選組一番隊隊長がいた
おんぼろな実家で食卓を囲みワイワイした黄金色のかつての幸せよ
あまりにも特異な敵だった
何も感じない、何もない、一人の男
なにせ英霊特有の宝具も魔力もない
サーヴァントである筈なのに、セイバーは違和感を拭えなかった
まるで『英霊《サーヴァント》』ではなく『ただの人間』がそこにいるかのような違和感を